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マレーシア・シンガポール周遊4日目(2022/5/20)

今日はペナンからイポーへの移動日。
今回はペナン島から連絡船で半島マレーに渡り、そこからマレー鉄道でイポーに入る予定。遅くとも夕方にはイポーに入れるはず。「想定外」が無ければ・・。

とりあえず、朝食。これがペナン最後の食事になるのかな。
息子が検索で first coffee barn という、良さそうな店を見つけてくれた。
近所ということもあり、そこに決定したのだが、脇道にある店だったので、見つけるのに苦労した。

あそこかな?
発見!

しかし、苦労して見つけた甲斐はあった。
広々としたオープンテラスで、しっとりと洋楽が流れる、贅沢な雰囲気。

息子はトマトスープとトースト、私はマッシュルームスープとハンドメイドソーセージ。スープはそれぞれ濃厚で美味。きっちり手の入ったスープという印象。朝から食が進む。
連絡船の時間を気にする必要が無ければ、コーヒーを飲みながらゆっくりと寛ぎたかった。

もう少し、ここでの時間を味わいたかった・・

さて、11時30分に出港する連絡船に乗るため、ジョージタウンの港へ出発!
港はそれほど大きくなく、全身ピンクの乗船場は見つけやすかった。

乗船場
豪華客船たち。やっぱりペナンはリゾートなんだな
入場口
時刻表

半島マレーへの連絡船は無料で乗船できる。住民の足として機能しているようだ。(半島からペナンへは有料だったはず)
日本でこの連絡船のことを調べた際、大勢を載せてゆっくり進むタイプの船の写真が掲載されていたので、半島マレーまでそれなりに時間がかかることを想定していたが、港に入って来たのはどう見ても高速艇だった。

あれ? 高速艇?
船内

実際、速かった。
ゆっくり進む船のデッキで、気持ちよく潮風に当たる自分を想像していたのだが・・・。
乗船後、船内からデッキに出れる雰囲気は無かったし、あれだけのスピードだから、船外に出ても危険なだけだろう。
船は10分で半島マレーのバターワースに着岸した。

半島マレー バターワースに到着
対岸から見るペナン

さて、とりあえず、電車のチケットを購入しなければ。
「KTM」という路線の看板に沿って路地を進むと、駅の入り口らしき所に出た。

駅の入り口

ここからチケット売り場までちょっと苦戦した。駅構内が広く、バスのチケット売り場も広々とあり、結構迷った。

バスチケット売り場のフロア

幸い、有人のインフォメーションがあったが、訛りが強いらしく、息子もいまいち聞き取れなかった。その人のジェスチャーの方向だけを頼りに進み、なんとかチケット売り場に辿り着けた。

チケット売り場前

売り場には、券売機と駅員のいるカウンターがあった。
息子がカウンターで直近の12時45分発チケットを買ってくれた。これを買えなければ、次の列車は3時間後だった。買えてよかった~!!
列車は全席指定席の模様。購入の際にパスポートの提示を要求されたのは意外だったかな。

マレーシアで自販機を見たのは初めてかも

出発まで時間があるので、駅構内を散策した。
食事処もあったので昼食を提案したが、息子はイポーでがっつり食べたいとのこと。了解しました。

お!プラットホームが見える!

改札は、発車時刻の10分くらい前にならないと通してもらえなかった。ホームでの混雑を避けるためなのかな?

さてさて、改札を抜けて階段を下りていくと、広々としているのに静かなプラットホームに出た。

線路多いな~
ホーム広いな~

間もなく、列車が入ってきた。
私達が車両番号を見ながらホームを歩いていると、駅員さんから、「出発するから、早く乗って」と言われた。
海外での時間のルーズさはいつも覚悟しているつもりだったので、ダイヤを守ろうとする御声掛けには心地よい違和感があった。
初めてのマレー鉄道は、定刻通りに発車。

カラフルな車両

とりあえず乗り込んだので、指定座席の車両へ移動していると、食堂車に出くわした。

食堂車

メニューは軽食のみであったが、全身真っ黒のスタッフさんはお二人とも忙しそうに、もぞもぞ動いていた。
私には懐かしい光景だった。今は無き新幹線の食堂車で、一度だけカレーを食べた記憶が蘇った。

清潔感のある車内

長袖を着れば冷房は気にならなかった。少し眠ったりもしながら、1時間40分でイポー駅に到着。マレー鉄道は快適!

イポー駅に到着
クラシックな駅舎

駅からホテルまで1kmちょっとだったので、散策を兼ねて歩くことにした。
しかし、これが大失敗。
ホテルまでの道にフラットな部分は殆ど無く、小さいとはいえスーツケースを引きずったり持ったりしながら炎天下の中を歩くのは非常にキツかった。
交代しながらスーツケースを運んでくれた息子も、ホテルに着いた時にはぐったりだった。本当に、申し訳ない。
チェックインして、すぐにシャワー、からのベッドでゴロゴロ~。

ホテルロビー
ゴロゴロ~

しかし、この時すでに16時半。イポーでがっつり食べるということだったので、昼食は食べていない。息子はゴロゴロしながらも食事処を検索してくれていた。
検索の結果、評価が高いらしいカフェレストランへ向かう。コロナ廃業していないことを祈りつつ。

小さくて可愛らしいお店

やった~!営業中だ~!
店内は清潔感があり、メニューも豊富!背もたれの大きなシートが今の私達には最高に嬉しい!

16時半やし、お客さんもいない
おいしそ~! しかも超リーズナブル~!

私はtom yam fried rice とライムジュース、息子は店員さんが苦笑するくらい迷ったうえ、チキンカレーヌードルとスプライト。
味はマジ旨!!
空腹の上に、駅からぐったりなるまで歩いたんだから、何を食べても旨く感じるのだろうか? いやいや、この店の料理マジ旨!!

セルフで注ぐ
普通盛だが、200円くらい

ボリュームは申し分なかったが、この店のデザートが気になり始めた。
メニューを見直すと、ハンドメイドのプリンがあるやんか!
息子も食べたいとのことなので、男二人でプリンタイム。
プリンもマジ旨!!
プルンプルンやし、この味はハンドメイドのはず!幸せ~~!!

完全にキレイではない状態にも、手作り感がうかがえる

お腹も満たされたし、ホテルに戻って休憩。その間に、日本で調べていた、イポーのナイトマーケットの場所を確認。

幸い、ナイトマーケットの場所はホテルから徒歩で5分程度の所にあった。
20時頃にマーケットを訪れたが、時間が早かったようで、準備している店が多かった。
ならば先に食事にしようと周辺をうろついたが、息子のアンテナに引っかかる店には出会えなかったため、歩いて場所を少し移し、「HANGOUT」というお店に決定。

閉店か、廃業か、シャッターが閉まってばかり
お!この辺りなら・・。
なんか、若者系の雰囲気・・

オープンテラスで、中央のキッチンに自分で注文しに行くスタイル。
息子はクリスピーチキンバーガーとスパークリングブルーモネード、私はウォーターメロンライチ。
夜は風が気持ちよく、爽やかだった。後方のバンド演奏の音量が少々大きめだったが、この場所とマッチしており、しばし雰囲気に酔いしれることができた。

こんな背の高いバーガーは予想外

食事を終えてナイトマーケットに戻ると、お店は全て開店。人通りもかなり増えていた。

街中はシャッターが閉まっている店が多い中、マーケットの活気を満喫できた。
私は絵柄にIPOHと書かれたマグネット等を購入。安かったので冗談でディスカウントお願いしてみたら、10%引いてくれた!
しかも店のおっちゃんは、「その絵柄はペラ州の旗の絵だよ」「イポーはペラ州に属してるんだよ」って色々教えてくれた。
後で知ったけど、マレーシアって各州に分かれていて、中央に連邦政府があるスタイルみたい。
おっちゃん、色々ありがとう!

お~!盛況だ~!
お土産屋さん
帰ったらホテルの玄関が閉まっていて、裏口から入った

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