Final Aim × YAMAHA の「東京オートサロン2024」生成AI×デザイン×スマートコントラクト技術活用に関するレポート
デザインとテクノロジー領域にスマートコントラクト技術を推進する、Final AimのCo-Founder&CEOの朝倉です。さて、今回は読者のみなさまに2024年1月幕張メッセで開催された「東京オートサロン2024」のYAMAHAブースのFinal Aimの取り組みについてご報告させて頂ければと思います。
「東京オートサロン2024」は来場者数230,073人、自動車の祭典となりました。今回、Final Aimもヤマハ発動機様も初出展させて頂きましたが、3日間を通じて大盛況の、素晴らしいイベントでした。
【1月12日~14日の3日間合計参加人数は230,073名】
・1月12日(金) 51,014 名
・1月13日(土) 95,081 名
・1月14日(日) 83,978 名
今回、ヤマハ発動機様とFinal Aimの取り組みはWBS(ワールドビジネスサテライト)に取り上げて頂いたり、YAMAHAブースにトヨタ自動の豊田章男会長がお越しになられたりと、トピックス満載でした。また、生成AI×デザインにスマートコントラクト技術を活用するという取り組みもありがたい事に大反響となりました。スケジュール的に来場が難しかった方々もおられましたので、今回noteでFinal Aimの取り組みに関するレポートを展開させて頂いている次第となります。
1:ヤマハ発動機様とFinal Aimの「東京オートサロン2024」での取り組み
最初に、今回のヤマハ発動機様とFinal Aimの「東京オートサロン2024」での取り組みの概要ですが、Final Aimが生成AIを活用したデザインをヤマハ発動機様とご一緒させて頂き、スマートコントラクト技術を活用してそのデザインの真正性を担保する、という取り組みとなります。デザインに関しては生成AIの技術を活用しており、これまでにない新しいアプローチを試みております。
生成AIのデザインへの活用に関しては、単に3Dのモデリングに活用する、というだけでなく、実際に物理的に製造まで持っていった点が先進的な取り組みになるかと思います。グラフィックデザインではなく、インダストリアルデザインの領域にまで踏み込んだ活用となります。
2:米国スタートアップFinal Aimについて
次に、ご存じでない方もいらっしゃるかと思いますので、Final Aimについて改めて簡単にご紹介させて頂ければと思います。
Final Aimはデザインとテクノロジー領域にスマートコントラクト技術を推進している米国本社・日本支社のスタートアップとなります。今回のヤマハ発動機様にとどまらず、これまでPanasonic様やSONY様をはじめとした企業様を中心に米国・日本でブロックチェーン技術を活用して事業を展開して参りました。
2019年12月に設立してから、UC BerkeleyのアクセラレーターであるBerkeley SkyDeckの採択、シリアルアントレプレナーのTom MossとAdobe元北ヨーロッパ社長Craig Tegelをはじめ、様々な方々からのエンジェル出資を受けているシリコンバレーのスタートアップとなります。
米国本社の為、資金調達はYC(ワイコンビネーター)の標準フォーマットであるSAFE (Simple Agreement for Future Equity)を活用しております。
詳しい内容は割愛させて頂きますが、創業以来の詳細に関しましては以下のnoteをご参照頂ければと思います。
今回、「東京オートサロン2024」ではヤマハ発動機様のおかげでYAMAHAブースにて生成AIを活用したデザインと、スマートコントラクト技術を活用した取り組みでご一緒させて頂きました。
3:Final Aimの最高デザイン責任者の横井さんがWBSに取材
生成AIによるデザインとヤマハ発動機様との取り組みに関しては、開催初日、WBSで取り上げて頂き来ました。取材の対応に関しましてはFinal Aimの共同創業者兼最高デザイン責任の横井さんがインタビューにご対応させて頂いております。
ちなみに横井さんこれまでインダストリアルデザイナーとして米国・シンガポールをはじめ、国内外で数多くの実績を残しており、学校の教科書にも掲載されているデザイナーとなります。
Final Aimの共創同業前から、私は前職のAI×3Dプリンターのスタートアップ時代からお仕事をご一緒させて頂いております。
4:トヨタ自動車の豊田章男会長がYAMAHAブースに登場
トヨタ自動車の豊田章男会長がYAMAHAブースにお越しになられました。その模様はトヨタ自動車の『トヨタイムズ』でも公開されております。
https://www.youtube.com/watch?v=RfvjPR5-u74
5:生成AIを活用したデザイン
今回の生成を活用したFinal Aimの最高デザイン責任者横井さんによるデザインはこちらです。名称が「Concept451」なのですが、こちらはYokoi(451)から名付けられています(小話的な内容ですが)。
「東京オートサロン2024」のYAMAHAブースには、ラスベガスのCESの後にお越し頂く方々もいらっしゃるなど、素晴らしい注目度でした。デザインやものづくりの関係者のみならず、シリコンバレーをはじめとした国内外のベンチャーキャピタルやエンジェル投資家の方々がブースにお見えになられ、想像以上の注目度でした。
今回の展示の為に、米国から幕張メッセまでお見えになられた方々もいらっしゃいまして、ありがたい限りでした。
6:デザインの知的財産権を担保するFinal Aimのプラットフォーム
Final Aimは「本物が評価される事」を大事にしています。特許出願済みのFinal Aim独自の技術を用いて、作品の真正性を担保しています。米国・日本の法律事務所監修の上でのプラットフォームを活用しております。
ブロックチェーン技術を活用しておりますが、Final Aimはブロックチェーン技術において米国のパブリックスクールTopと評されるUC Berkeleyのアクセラレーター、Berkeley SkyDeckに採択され、また2023年におけるBerkeley SkyDeck参加のスタートアップの中から、『Most likely to be Unicorn』に選出されました。
2024年にはスタンフォード大学にて年に5社のみ選ばれる、北カリフォルニア ジャパン ソサエティと、スタンフォード大学の米国アジア技術経営研究センターの共催による「Japan – US Innovation Awards」の『Innovation Showcase』の受賞企業としても選出。Final Aimは米国で実績のあるスタートアップとなります。
なお、生成AIにおけるデザインと知的財産権の課題に関する詳細に関しては、こちらのnoteをご参照頂ければと思います。
今回の「東京オートサロン2024」は素晴らしいイベントではありましたが、Final Aimはまだスタートラインにすら立てておりませんので、引き続き一つ一つ実績を積み上げ、挑戦し続けて参ります。今後ともご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げます。
Final Aim
Co-Founder & CEO
朝倉雅文
・Final Aimについて
Final Aimは、デザインとデジタル製造業領域を中心にスマートコントラクト事業をグローバルに展開し、2022年4月には米国に法人を設立。同年9月には、世界的なスタートアップアクセラレーター「Berkeley SkyDeck」にも採択され、同プログラム内で2023年2月には「The Most Likely to Become the Next Unicorn」に選ばれました。また同年6月には、シリコンバレーを拠点にした北カリフォルニアジャパンソサエティとスタンフォード大学の共催による「Japan – US Innovation Awards」における「Innovation Showcase」の受賞企業として選出。また、シリコンバレーのアクセラレーター「Alchemist X」にも採択されております。
会社名:株式会社Final Aim(Final Aim, Inc.)
所在地:⽶国・デラウェア州 / ⽇本・東京都
共同創業者兼代表取締役社長:朝倉 雅文
事業内容:デザインとデジタル製造業領域を中心としたスマートコントラクト事業
ウェブサイト:https://final-aim.com
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