子供の時間(2021/10/07)
◆第二幕第一場
演出から立ち方をこうしてみて、の指示
それ一つで距離感、関係性が変わる。声が変わる。あり方が変わる。
演技を変えるために行動を変える。
内面を弄って変えるのは難しい、というか無茶。
無茶なんだけど、頑張っちゃう人はとても多い。
表面を変えて生じた内面の変化を
「あー、これかー。じゃあこれ使っちゃえ」
ってノリで厚かましく我が物にするくらいで良いんや、と思う。
稽古場で内面が変えられずに辛い顔をする人は割とよく見るけど、悩む前に飛んじゃうのが吉。
ダメだったら「今の失敗w ギャハwww」つって次に行けば良いのだ。
で、世莉さんはそれを大いに推奨しているので、大変やり易い現場でイェーイって感じ。
因みに、冒頭の指示を受けた〇〇さんは「はーい」つって指示を完遂し、
「なるほどね〜」と言って変化を楽しんでいた。
出来る俳優だぜ、と思った。
◆第一幕
誰がどこにいるかとか、動線とか考えつつシーン作り。
楽しい楽しい。
そして、改めてよく出来た戯曲だと思う。懐が深い。
色んな側面がある戯曲だけど、エンタメの要素も間違いなく備えているので普通に楽しむためにお越しいただきたい。
ZOOM稽古からも、月潟稽古場に入ってからも常に笑い声がある現場です。
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