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子供の時間(2021/10/12)

昨日はワクチン接種2回目、今日は副反応のやろうと一日中ベッタリってわけ。
コレで約2週間後の公演日には免疫力MAXでバリバリって寸法よ。
特に演技の向上が約束されるものではない。

第一幕の稽古をしたよ。

最初にいろんなトークの時間。
「日曜日の通し稽古で凹む結果になったので怖いっす」
てなことを言ったよ俺は。怖い。
世莉さんアンサーは、勇敢さは怖いもの知らずじゃなくて、怖いものを価値あるものとしてチャレンジしたりするとか、そういう話だった、多分。

俺は結構、接近パワー型と思われてる節がありそうだけど、パワーの出し方にも色々あって。
恐れを振り払うのに、目を瞑って飛び出してくのはやっぱ違うよな。悪い時の俺はそんな感じ。
それで身体や呼吸に無理が出る。無理が出るとどうなるか。
迫力出すのに夢中になって滑舌が悪くなる、呼吸が荒くなる、周りが見えなくなる、繊細さが失われる、などなど。

かといって「演技してませんけど何か?」みたいに力抜こうとして失敗すると、それはそれで良くないことになる。

こういうとこ一人でもある程度やれるようになるためにアレコレやってるはずなんだがなあ。

そんでもって稽古。
逐次止めながら一歩ずつ丁寧に世莉さんからのオーダー。
少しずつ良くなってると思う。
いろんな指示があったけど、自分の癖のこと指摘されると恥ずかしいぜ。

あと解釈の修正。
これは、戯曲を読めてないというのは、これまた恥ずかしい。
真剣に読み込めてなかったのか俺は!って。
あるいは変にこねくり回して妄想の域に入ってたのか。

演出からの解釈は、シンプルかつ次の展開にスムーズに繋がり、際立つようになるものでした。
そっちじゃーん。それの方がやりやすいじゃーん。
次回は「最初から理解ってましたけど」みたいな顔でやってやろう。

他の俳優さんではKさんとC〜HNさんが稽古の間にグワっっと良くなってた。
人間そんなに変われる?って瞬間を何回も見ることが出来るのが稽古場の良いところ。
今回の月潟稽古場では、まだ短い間だけどそんな瞬間を何回も見ることが出来てます。
きっとコレからも沢山見れるし本番でもドンドン変わっていけるはず。
期待してもらって問題ないと思います。
普段は弱気で、なかなか宣伝出来ない俺が大口叩けるくらいには手応えありです。

それに、俺も凄いとこあるから!

劇団ハンニャーズプロデュース公演『子供の時間』

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