sayuras のギター、西川進さん
sayuras のギターである西川進さんの演奏を初めて耳にしたのは、三上ちさこさんのソロライブ(2022年12月@下北沢Club Que)を配信で観た時だった。ちさこさんの fra-foa 時代の世界観にとてもマッチしたギターを弾く人だと思った。
それがよく表れているのが、sayuras の四人が初めて集まって音を出した下北沢Shelter(2022年5月25日)でのライブでのこの演奏。
西川さんのギターソロの勢いにひっぱられるように、その後のちさこさんのボーカルの声の伸びが冴え渡る。
この曲は、fra-foa の「edge of life」。ちさこさんが2000年代初頭に組んでいたバンドである fra-foa の曲を sayuras がどう解釈し直して演奏するのか、というのが sayuras の面白みの一つ。その話は別の機会に。
この「edge of life」の西川さんのギターソロは、ちさこさんのお気に入りのようで、その後も何度もインスタアカウントでアップされている。
こちらは、sayuras デビューライブ(2023年12月@下北沢 Club Que)の時のギターソロ。
こちらは、sayuras 二回目のライブ(2024年4月@渋谷eggman)でのギターソロ。
西川さんのギターソロを聴いてテンション最高潮になったちさこさんが、巻き舌で歌い出す。その度合いが、ライブを重ねるごとに、高まっているのがわかる。
「edge of life」のイントロでも、西川さんのギターが炸裂する。こちらは、sayuras デビューライブの時。
sayuras の二度目のライブの時がこちら。
そして、こちらも fra-foa の曲「月と砂漠」のアウトロでのギターソロ。
でも、海外のロックバンドのギタリストみたいに、自分が目立ちたいわけではなくて、ヴォーカルの魅力が自分のギターによって一層美しく聞こえることに徹するのが西川さんのギター。
そのことがよくわかるのが、昨日紹介した sayuras のデビューシングル「ナイン -nine-」のアコースティックギターバージョン。
そんな西川さんのギターを生で聞くのが、11月1日の sayuras 三度目のライブに観にいく私にとっての楽しみの一つである。
sayuras 渋谷 WWW ワンマンライブ(イープラス / ローチケ)まで
あと27日。
注:トップ画像は、sayuras の新曲レコーディング中の西川さん(西川進オフィシャルブログ『生涯ギタリスト宣言』2024年9月10日より)