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「夜とあさのすきまに」

sayuras と出会うきっかけになったのが、fra-foa のファーストアルバム『宙の淵』の三曲目に収録されている「夜とあさのすきまに」。

sayuras としての演奏は披露されていないが、全く同じメンバーでの2022年12月の下北沢 Club Que でのライブでは演奏された。その時の様子が、sayuras ヴォーカル、三上ちさこさんのインスタアカウントにアップされている。これは曲の後半部分。

この映像の最後の以下の歌詞のところ

繰り返し来る朝陽にこの日の果てを見てたんだ
限られたものに潜むという深い慈しみと 悲しみを

fra-foa「夜とあさのすきまに」
(スペースや改行の場所は、実際の歌われ方を表現するために、変更してあります)

fra-foa による原曲のこの部分を、たまたま夜遅く、ヘッドフォンで、ラジオから が流れるのを聴いていて、無意識のうちに涙があふれてしまって、止まらなくなった。

その時は2022年4月で、sayuras はまだ存在せず、ちさこさんと sayuras 楽器隊のメンバーとの出会いもまだだった。ラジオは、まだ始まって間もなかった、ちさこさんのパーソナリティー番組「Just Chilling」。

訳もわからず涙が出てしまうこの歌を作詞・作曲して歌い上げる、ちさこさんというアーチストを、追い続けはじめたのはこれがきっかけだった。「Just Chilling」を毎週欠かさず視聴するようになり、結果として、この番組を通して、sayuras の結成を1年半後に知ることになる。

その意味で、「夜とあさのすきまに」は、自分にとっては sayuras を知るきっかけを作ってくれた曲。SpotifyApple Music や YouTube Music で聞けます。


11月1日の sayuras のライブでは、おそらく演奏されないと思う。でも、sayuras というバンドがどんな世界観の音を届けてくれるのかを教えてくれる曲だと、私は思っている。

sayuras 渋谷WWW ワンマンライブ(イープラス / ローチケ)まであと21日

注:トップ画像のクリエイターは「さび猫の冒険」さん。夜とあさのすきまを表現した写真として選びました。

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