スウェディッシュ・マッサージ | ゴッドハンドコースDay13
2019年3月23日(土)
昨日までの春の陽気はどこかへ行ってしまって、今朝はまた冬の寒さが戻ってきた。
朝はやっぱり身体が動かない。寒さもあって、余計に身体が縮こまる。直前まで、腕には「フレクサーアーム」をつけて、肩や肩甲骨の可動域を広げながら準備運動をした。
今日の練習モデルさんは、スクールの卒業生の方ということでした。どんな情報であれ、お客様の前情報が入ってくると、変なラベリングをしてしまうもので、ちょっと緊張してしまいました。
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背中にオイルを塗って、まずは広い範囲をマッサージしていきます。人の身体は本当に一人一人違うもので、今日のモデルさんは細身で贅肉も少なくて、そして、やや緊張していました。
マッサージを施しても、身体からの反応があまり返ってきません。かなり膠着している状態。
あぁ、たぶん、私と同じで、ソウルのレベルで制限がかかってる。私自身の身体の状態と近かったので、そう思いました。
施術に入る前に、彼女が今いる環境が自分に合っていなくて、身体的な拒否反応が出てきたという話をしてくれていました。それ位、彼女はストレスフルな状況に身を置いていました。
身体からの反応が無いと、反応を起こしてやろうと思ってしまいます。かなり無意識レベルですが、そう思ってこちらも身体に力が入ります。
力んでいるなと思いながら、なんとか力を抜こうと思って自分の中の沢山の内的対話と葛藤が続きました。
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クラスが終わってから、先生に聞いてみました。
「前回よりも、少し力んでしまってましたよね?」
「う〜ん、そうかな?背中はもう殆ど完璧だよ。」
少し、安心しました。
間違ってない。
そう、思えました。
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最後の最後、腕の練習をしながら、練習モデルさんが寝息を立て始めました。
緊張の中にいる彼女が安心して眠ってくれるのが、少し嬉しくなりました。これから先、彼女の決断が素晴らしい門出となりますように。
私もがんばろうって、思いました。