マインドフルに生きる
お正月は実家に戻ってきている。と言っても、最近は月に一度のペースで戻ってきているので、珍しいことでもないのだけど、単身赴任中の父がいたり、義妹も一緒に食卓を囲むというのは、お正月らしさを感じられて、じんわり嬉しい。
2023年は瞑想を学ぼうと決めてから、先生のショート動画を見ている。知っている内容でも、知った気にならないで、もう一歩踏み込んでテーマについて考えてみたい。
今朝、何気なく冷蔵庫を開けて、グラスに牛乳を注いでがぶがぶと飲む。その時に、もっとその液体の色をしっかり見つめてみたり、匂いを嗅いでみたりすると、牛乳らしさを感じられたり、自然からの恵みを感じられたり、完成された流通網に感謝してみたり、いかに恩恵を受けているかということがよく分かる。
昨夜、祖母が入居している介護施設から電話が入って、鼻水が出ることや、念のため熱を測ったり、感染症の抗体検査をしたけど熱は無く、陰性だったことを教えてくれた。
鼻水が出る程度で連絡をくれるのかと家族はみんなで安堵しながら笑って会話を続けた。
今朝になって母親が「お義母さんが入院することになったら私は帰らなきゃ。〇〇ちゃん(義妹)もこないだ帰っておいて良かった。」と言った。
母がそう言うには、それなりの理由がある。昨日は鼻水程度と笑っていたけど、鼻水程度で連絡してくるには、連絡しておいた方が良いと施設の方も思ったからだ。
母は何かを悟った時、こうやって家族に小さなサインを出していく。それぞれが徐々に準備ができるように。私はまた近いうちに田舎に帰っておばあちゃんに会っておきたいと思う。コロナ禍で会えてなかったから。
今目の前に起きていることを、なんとなく受け流しなり、聞き流したりするのではなく、何が起きているのか、しっかり捉える。何を感じて、何に気づくのか、自分の身体感覚と照らし合わせる。
今を幸せに生きて、後悔がないように。日々、マインドフルを意識していこう。