自由、そして自分らしさの見つけ方
私が大切にしている価値観は、3つある。
それは、自由であること。そして、情熱的であり、愛に溢れていること。この中で「自由であること」は、後者2つが実現されるための“必要条件”でもあり、最も大切なことだ。
じゃ、「自由」って、なんだろう。
辞書的な「自由」の意味を調べてみた。(※引用:デジタル大辞泉)
1 自分の意のままに振る舞うことができること。また、そのさま。「自由な時間をもつ」「車を自由にあやつる」「自由の身」2 勝手気ままなこと。わがまま。3 《freedom》哲学で、消極的には他から強制・拘束・妨害などを受けないことをいい、積極的には自主的、主体的に自己自身の本性に従うことをいう。つまり、「…からの自由」と「…への自由」をさす。4 法律の範囲内で許容される随意の行為。
他にも調べてみたけど、あまりに哲学的で、とても説明が長く書いてある。それだけ、「自由」を語ることは複雑なことなのだ。
私は単純に、自分が純粋にやりたいことをやりたい。人から制限を受けることなく、誰の顔色を伺うことなく、自分の内側から湧き出るインスピレーションに従って、欲しいものを自分で選択したい。
「わがまま」とはちょっと違う。「自分らしく生きる」ということ。
「自分らしく生きる」ことを大切にしているのであれば、周囲の人が「自分らしく生きる」ことも大切にしている、ということなので、「私もあなたも共に自分らしく生きる」ことをしたい。決して、自分中心で、自分に合わせて欲しいという訳ではない。
では、「自分らしく」とは、どういうことか。
コーチングの世界で学んだこと
私はかなりの長い時間、自分探しの旅をしていた。コーチングを学び、その中で、様々なアセスメントツールを使って、いわゆる「タイプ分け」のようなことを沢山した。
でも、それらの「タイプ」は、環境によって変動することが分かった。ある環境下では「サポーター気質」になるし、ある環境下では「コントローラー気質」になる。どちらの気質も持っているけれど、ある条件が整うと、発揮する力が変わってくるのだ。
どちらの方が「自分らしい」のか。それは、分からない。
少なくとも、自分が誰かに強制されるのではなく、自らの意志を持って「私はこの人をサポートしよう」と思ったり、「ここは私がリーダーシップを発揮しよう」と考えて、行動を取ったのであれば、それは「自分らしく決断した自由意志」なのではないかな、と思う。
結局、これらのアセスメントツールから得られる結果は「真の自分らしさ」を追求するには、少し不向きな気がする。
もしここから得られた情報から「真の自分らしさ」を見つけたいと思うのであれば、もっともっと深掘りが必要だ。
★「どのような環境下で、サポーター気質を発揮するのか?それは何故か?」
★「どのような環境下で、コントローラー気質を発揮するのか?それは何故か?」
この「何故?」の部分に、「真の自分らしさ」が隠れているような気がする。ただ、この問いからも、やっぱり「自分らしさの一部」しか得られないかも知れない。
潜在意識にアプローチすることの難しさ
さらに自分探しの旅を続けていくと、「潜在意識」の世界に触れるようになる。これは、また更に難しい世界に入ってくる。他者、しかもプロのサポートが必要になってくる。
社会の中で、様々な制限が「自分らしさ」を忘れさせてしまう。「お姉ちゃんだから」「お母さんが見てるから」「世間一般的にこうだから」「彼がそう望むから」etc.
私たちは、そんな言葉を無意識に自分に向けて、「自分らしさ」を内側にこっそりしまってしまうのだ。
NLP(実践心理学)を学び、その中でプロのセッションを受け、制限を壊し、「潜在意識」の世界にこっそりしまってしまった自分の声を聴くことが徐々にできるようになった。
ここでは、アセスメントツールは存在しない。自分のことを自分の言葉で表現すること、言語化することが求められる。
★「あなたは何者なのか?」
★「あなたの価値観は何か?」
★「何がそう思わせるのか?」
こういった、オープンクエッションが続く。ただし、この問いに本当の意味で素直に答えられるようになるには、「制限を壊す」ことが必要になる。
「制限」を纏ったままでは、純粋な自分の言葉は出てこない。
「制限」の逆が「自由」だとするならば、やっぱり「自由」であることは「自分らしく生きる」のに必要なことだ。
海を超え、時代を超えて伝わり続ける「占星術」の世界
そして、自分らしさを見つけたと思った時に「占星術」の世界にたどり着く。12に分けられた太陽星座を見ていくと、制限を取り払った「潜在意識」の中から紡ぎ出された言葉たちが、占星術の世界で既に言語化されていることに気づいたのだ。
「占星術」による叡智は、ギリシア・インド・ヨーロッパへと海を超え、そして時代を超えて今に至る。「コーチング」の歴史なんかとは比べ物にならないくらい洗練された、統計的に優れた世界なのだと今にして思う。
「占星術」の世界は、科学と隣接していて、天文学・数学・物理学・自然科学に影響(または同時に発展)しているし、宗教とも隣接していて、ある意味誤解を受けることもあるけれど、「生きる」ということを包括的に見ることができるのではないかなと思う。
私たちのような一般人が、NLP(実践心理学)や催眠療法の世界で扱われる「潜在意識」にアプローチするのは、なかなか厳しい。
私自身も、催眠療法のコースは学ぼうと思ったけれど、「扱いきれない・まだその段階に至っていない」と思って、やめた。
「占星術」や「タロット」など「カバラ(ユダヤ教の伝統的な神秘思想主義)」で解説されるメソッドは、比較的簡単に「真の自分らしさ」「潜在意識」にリーチさせてくれる。それはここ半年の間、「スピリチュアル」の世界を研究しようと決めてから実体験として感じてきたことでもある。
カードをめくって出てきた画に表された内容が、なぜこんなにも的を得た情報を返してくるのか、本当に不思議だった。
見たくないこと、避けたいことも、カードをめくると直線的に課題を突いてくる。「あぁ、ばれましたよね。すみません。」そう言いたくなるほど、的を得ているので、私のような頭デッカチな人間には、とてもいい。そう思います。
そして、まだまだ研究は続く…
結局のところ、「自由」そして「自分らしさ」の見つけ方は、まだまだ研究途中。だけど、長い時間をかけて実体験として得られた気づき・学びは私にとって資産になっている。
これからも、人生の中で得られた研究結果はnoteやBlogを通して書き連ねていきたい。5月は「タロット」に関して学ぶので、どこかでシェアできたらいいな。
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