アメリカに住みながら、日本にお家を建てる、その13
不動産屋さん担当Yさんから返事がある。
引き渡しは5月末は無理かもしれない、と言われた。ちょっと予想外。だってこの時点で2月1日ですよ。とはいえ、無理なものは仕方ない。6月末で合意。
そして、Yさんによると、登記は「住民票がある住所」でないといけないんだそうな。「19年前に日本を去るときに住民票は除票となっているので、住民票はない」と説明し、ネットで拾い読みした「住民票がない場合は、Notary public にサインをもらった宣誓供述書を作成すればいいらしい」という情報をお伝えする。んが、担当の司法書士に「領事館で在留証明書をもらってきてください」と言われる。うむ、面倒くさい。私の住む町から一番近い領事館は車で片道4~5時間かかる。(特別な事情がない限り本人が直接取りに行くほかに方法がないらしい。)しかもここでひとつ問題が。在留証明書は日本国民にのみ適用されるものらしい。この時点ではまだ日本人の私だが、実は登記をするころには日本国籍を捨てている可能性がある。それで在留証明書を使ったら公文書ウンチャラ罪になるんじゃ…?Yさんに事情を説明し、再度司法書士に確認していただく。「Notary public にサインをもらった宣誓供述書」でOKということになった。ほっ。