見出し画像

【Podcast】ピアノカフェ♪ピアノ教室の休み時間♪第7回「オトナピアノ初心者が挫折する3つの理由」

こんにちは😊ピアノ教師のmasakopianoです。
2024年5月、YouTube・初心者のためのピアノレッスンチャンネルを立ち上げました!

毎月最終水曜日は、ピアノカフェ♪ピアノ教室の休み時間と題してSpotify・Apple podcast・YouTube Podcast・stand.fm・noteにてレッスン裏話や練習のコツ、質問にお答えしていく配信です!


オトナピアノ初心者が挫折する理由


今回のテーマは、多くのオトナピアノ初心者の方が、
最初はあんな曲が弾きたい!ストリートピアノで弾くぞ!と夢膨らませて始めたのに・・・
半年ぐらい経つと・・・あれ?ピアノ埃かぶってませんか?毎日コツコツ練習と決めていた時間になってもなんかやる気出ない💦
こんな方に向けて、
挫折してしまう理由と、そこから見える改善点やアドバイスをお話ししていこうと思います。

①理想と現実のギャップ


ピアノを始めるきっかけの多くは、「〇〇が弾けるようになりたい!」憧れの曲をYouTubeで聴いていつか弾けるようになれたらな〜〜
ネットで楽譜を買って、いざ!とここまでは調子が良かったのに、
楽譜を見たら・・・わあ〜無理、読めない。
これは、自分のレベルに合っていない選曲をした結果、いきなりハードルの高い楽譜にやる気がなくなってしまうパターンです。
確かに有名な曲やYouTubeでピアニストが弾いている曲はかっこいいですし、
目標にするのはとてもいいです。
ただ、登山経験がない初心者がいきなりエベレストを目指すような無謀な挑戦はやめた方がいいと私は思います。
私の教室にも〇〇が弾きたいです!とお問合せがあった時は、
レベルに合った曲をお勧めして、その弾きたい曲を目標にしましょうねとお話ししています。どんな山も最初は里からスタートです。
千里の道も1歩からということわざの通りですね。

②手が思うように動かない


子供と大人の違いは、子供は感覚で弾く、
大人は考えてから弾くの違いでしょうか。
子供は理屈は後回しで、とにかく手を動かしているうちになんとなく弾けちゃう。なので、子供は読譜はイマイチなのですが(笑)まあ、そこは後からついてくる感じですね。
大人は、譜面を見て、ここはどの場所か、リズムは〜〜と考えて弾くので、
手が動くまで少し時間がかかる➕運動機能として手がすぐに反応しない=
手が思うように動かないとなる訳です。
①の自分のレベルに合っていない曲を選曲した場合、やはりテンポの速い動きや、跳躍音程などが間に合わない場合があります。
初心者用のレベルの曲だと、テンポは中庸、音の跳躍もあまりありません。
まずは手の動きが少ない曲からスタートすると、ストレスなく練習ができると思います。

③練習の成果が見えない


毎日練習しているのに、自分の演奏はなんかYouTubeの演奏と違う、
楽譜もちゃんと読めてるし、リズムだって合ってるのに、
上手に弾けない。
これがオトナのピアノ初心者の方が
挫折する1番の理由かもです。
自分の演奏に自信が持てない、
いつまで経っても上手くならない。
これだと、モチベーションも下がってしまいますね。
実はこれは、聴く力が大きな理由です。
え?ちゃんと聴いて弾いてるつもりだけど〜
もちろん、聴いておられると思います。
ただ、聴けてないところがあるというのが正しい言い方かもしれません。
まずご自分の練習を録音してみてください。
最近はスマホで録音も手軽にできますね。
そして、ご自分で聴き直してみて下さい。
多分、え!!こんなに弾けてないんだ!リズムがムラがある!など、問題点が見えてくると思います。
弾きながら聞こえてくる音は、少し補正がかかっています。
それは、自分も心の中で歌っているので、足りないところを補正して聴こえているようです。
これは私自身の経験ですが、本番前は録音してお客さんの立場で音源を聞くようにしています。自分では上手く弾けていたつもりでも、やはり弾きながらだと客観的に聴くことは難しいからです。
そして、自分の癖やミスしやすい部分などを練習すると、演奏力アップにつながります。

まとめ


今回は、オトナ初心者さんが、せっかく始めたピアノを弾かなくなってしまう原因はなんだろうと、これまでの教室の使徒さんの動向などから、自分なりに問題点と改善点を挙げてみました。
今回は3つに絞りましたが、この他にも、生活環境が変わった(結婚・転勤・出産などで時間が取れなくなった)他に趣味ができた(アウトドアなど)でピアノへの関心がなくなってしまった。
理由は様々ですが、共通して言えることは、
ピアノは練習しないといけない!これですよね💦
そして、練習しないと以前弾けていた曲まで弾けなくなる・・・

そこで、私は未来より過去の自分と比べて、褒めてあげる!これをオトナの生徒さんに意識して声掛けしてます。

幼稚園児でピアノを習い始めて、4、5年でエリーゼのために、6、7年で子犬のワルツ、中高生でようやく名曲と言われるレパートリーに手が届くか・・・というのが一般的な進度です。
これって、人間の成長と似てますね。
オギャーと生まれて、歩けるようになって、喋れるようになって・・・と
一人で生活のことができるまで、6、7年かかりますよね(だいたい小学入学くらい)
ピアノも、焦りは禁物です。
できないことに焦点を当てるのではなく、
今日はここが弾けた!前よりテンポが速くなった!と
できたことを自分で褒めてあげましょう。
先ほどの録音の利用法として、自分の演奏成長記録を撮っておくと、
進歩をより実感できると思います。
そして、一番は音楽・ピアノを楽しみましょう🎹
これが一番の処方箋だと思います。

終わりに

今日のピアノカフェこの辺で閉店です。
次回のピアノカフェオープンは来月最終水曜日です。
皆様からのご感想・ご質問大歓迎です!!
各プラットホームのお便り機能から、お待ちしてます。
それでは、今日も楽しいピアノライフを!
お相手は、masakopianoでした。
ありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!