オトナ・超初心者のピアノ教室♪Lesson15「曲をグループ分けする」バイエル9番
こんにちは。ピアノ教師のmasakopiano です。
このブログではオトナになってピアノを始めたい方に向けて、
ゼロから始めるピアノLessonをYouTube動画とテキストで、
初心者の方にも出来るだけ分かりやすく配信していきます。
バイエル9番
バイエル9番は、32小節ありますね。
繰り返しも含めると、48小節!
いきなりの長尺の曲です。
9番をグループ分けしてみましょう!
前半16節目(2段目まで)をA
後半17小節目(3段目から)B
大きな2つのグループに分けます。
このように、2つのグループで出来ている曲の形式を、2部形式といいます。
童謡など、短い曲の多くはこの2部形式です!
例として、
「ちょうちょう」や「春の小川」などが2部形式です。
この2部形式の曲の場合、
Bが曲の変化の部分になります。
ちょうど、17小節目から24小節目がこれまでの感じとは違って、
右手が付点2部音符(3拍)のメロディになっています。
25小節目からは、実は3段目の9小節目〜と同じです。
Bの中に、Aの後半部分を共有して曲を閉じることはよくあります。
新しく出てきたきた速度記号
Allgretto アレグレット やや速く
メトロノームでは、112〜120ぐらいが目安です。
今までは、Moderatoモデラート(中くらいの速さ)だったので、
ずいぶん速く感じるかもしれません。
テンポはあくまでも目安なので、慣れるまでは、今まで通りで構いません。
同じ速さで弾くことに気をつけましょう。
右手のスラーは滑らかに演奏します。
付点2分音符=3拍
4分音符=1拍
左手の同音連打
左手は、指番号3でソソソと連打音が多いですね。
指で突くのではなく、指の腹で優しく打鍵すると、柔らかになります。
同じ音が続きますので、テンポがどんどん速くなりがちです。
アレグレットの速さをキープしましょう。
右手が4分音符の時は、左手は付点2分音符です。
交互にリズムパートのつもりで演奏します。
1曲を通す
9番はこれまでより長い尺の練習曲です。
通して弾く時、間違えても止まらずに最後まで弾いてみましょう。
通す練習の時は、音楽は時間の流れとともにあることを意識して、
戻るのではなく、音を運んでいくようにしましょう。
間違えたところで、止まって、戻る・・・
そうしたい気持ちよくわかります。
ただ、止まり癖と言って、いつも同じところで止まる癖がつきやすいです。
弾けなかったところは、通し練習の後に、
徹底的に部分練習しましょう。
そうしていくうちに、長い曲も途中で止まらずに弾けるようになってきます!
終わりに
本日のレッスンはここまでです。
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それでは、次回のピアノレッスンでお会いしましょう!!
今日も楽しいピアノライフを🎹
ありがとうございました!
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