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オトナ・超初心者のピアノ教室♪Lesson33「新しいポジション・ト長調に慣れよう!」バイエル32番
こんにちは。ピアノ教師のmasakopiano です。このブログではオトナになってピアノを始めたい方に向けて、ゼロから始めるピアノLessonをYouTube動画とテキストで、初心者の方にも出来るだけ分かりやすく配信していきます。
はじめに
32番〜34番は新しいポジションの練習になります。
これまでは、ド〜ソのポジションだったのが、
32番からはソ〜レの新しいポジションになります。
前回のレッスンでハ長調、ト長調のお話をしましたが、
調号は生徒の楽譜にはついてはいないものの、先生のサポート伴奏の楽譜にはファの音にシャープがついています。
実は2番の左手のバリエーションもト長調で弾いています。
バイエルで明確にト長調が出てくるのは70番ですが、ここでは先取りで、ト長調の音階について分かりやすく解説していきます。
ハ長調とト長調の音階
ト長調の音階の前に前回のハ長調の音階の復習をします。
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日本語音名ハニホヘトイロハ=イタリア音名ドレミファソラシド
になります。
ハ長調のハはドからスタートして、
長調は明るいメジャーの音階です。
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それでは続いて今回新しく登場した「ト長調」について詳しく解説します。
ト=ソからスタートする音階です。
ト音記号やヘ音記号の横にシャープ#️⃣がついているのを見てこれはなんだろうと
疑問に思われる方いらっしゃると思います。
直接音符の横についているシャープは「臨時記号」
ト音記号の横についているシャープを「調号」と言います。
臨時記号は、その名前の通り、そこだけシャープが欲しい場合です。
それに対して調号は、すべてのファの音(高さも含む)にシャープをつけます。
なので、調号の方が強力な指示になりますね。
では、実際にト長調の音階を弾いてみます。
指の使い方はハ長調と同じです。
ハ長調が不安という方は、こちらでもう一度復習してみてくださいね。
ハ長調はすべての音が白鍵で弾けましが、
ト長調は1つ黒鍵が入りますね。
黒鍵が入る場合、手の位置を少し中央に持っていくと、段差が弾きやすいです。
なぜシャープが必要なのか?
難しいことは置いておき、音階の幅をすべてハ長調と同じにしています。
鍵盤ハーモニカでご説明します。
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バイエル32番の音域と指番号
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新しく出てきた音楽用語
Andannte=アンダンテ
歩くような速さで
優雅な歩みを意味しています。柔らかな表現が求められています。
標語には、速度のみならず曲の雰囲気を含めて表現していることが多いです。(バイエルより抜粋)
模範演奏(動画をご覧ください)
右手・左手が同じメロディを弾いています。
ここでは高い位置の音と、
ソラシドレのポジションに慣れましょう。
2段目にリズム変化があります。
2分音符と4分音符の3拍子に注意しましょう。
おわりに
本日のレッスンはここまでです。
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それでは、次回のピアノレッスンでお会いしましょう!!
今日も楽しいピアノライフをお過ごしください。
ありがとうございました!