オトナ・超初心者のピアノ教室♪Lesson22「新しい伴奏形♪アルベルティバス」バイエル20・21番
こんにちは。ピアノ教師のmasakopiano です。
このブログではオトナになってピアノを始めたい方に向けて、
ゼロから始めるピアノLessonをYouTube動画とテキストで、
初心者の方にも出来るだけ分かりやすく配信していきます。
はじめに
20・21番は左手はドミソ・シファソの和音が4分音符で動いていますね。
前回18番では、伴奏は付点2分音符でのばす音符だったので、
4分音符で伴奏するのは初めてですね。
Lesson 22では、伴奏の役割と左右のバランスを練習していきます。
20・21番共通の鍵盤の位置と指番号
右手 高いドレミファソ
左手 中央のドレミファソ
音の長さを確認しましょう
4分音符=1拍
2分音符=2拍
付点2分音符=3拍
全音符=4拍
バイエル20番
C=4分の4拍子
Allegretto アレグレット やや速めのテンポで
バイエル20番は、左手がミソ・ファソの伴奏になっています。
前回のLesson21、バイエル18番の和音伴奏を4分音符にした形です。
ということは、こちらもドミソ、シファソの2つの和音から出来ていることに気が付きますね。
バイエル教本は、似ている課題が続くな〜と、思われるかもしれませんが、
変奏曲(バリエーション)のような形式です。
少しずつ、新しい要素が組み込まれています。
1番1番考えられて作曲してあることに、今更ながら感動してこの記事を作成しています。
左手の音符の下にlegato (レガート)滑らかにと指示があります。
右手のリズムの4拍目の4分音符がずれないように気をつけます。
右手の10小節目のドミソドは、華やかさをプラスした音形ですね!
でもこの形もドミソです。
バイエルは2つの素材でこんなに素敵な練習曲を作曲してくれました。
バイエル21番
バイエル21番は、左手の伴奏がミソからドソミソの形になりました。
この形、実はモーツァルトのピアノソナタでも使われています。
これからもよく出てくる伴奏の形で「アルベルティ・バス」と呼ばれています。
3小節目から、左手にファ→ミ→レ→ドと音階のようなラインが出来ています。
こういう部分はとても美しいラインなので、少し強調してみましょう。
実際できなくても、まずは意識すること。
それがだんだん音に反映されてきます。
1段目と2段目の終わり2小節は、右手と左手のリズムが入れ替わっています。
ずっと2分音符だったメロディに変化です。
特に1段目の最後の左手の4拍目の入り方注意です。
変化のところで、慌てたり、ミスタッチしがちです。
終わり部分はこういう、フェイントメロディが来やすいので、
要注意!そして、部分練習が大切です😊
おわりに
本日のレッスンはここまでです。
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それでは、次回のピアノレッスンでお会いしましょう!!
今日も楽しいピアノライフをお過ごしください。
ありがとうございました!