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オトナ・超初心者のピアノ教室♪Lesson32「簡単に弾ける!ピアノ伴奏」バイエル31番
こんにちは。ピアノ教師のmasakopiano です。このブログではオトナになってピアノを始めたい方に向けて、ゼロから始めるピアノLessonをYouTube動画とテキストで、初心者の方にも出来るだけ分かりやすく配信していきます。
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バイエル31番ではドソミソ伴奏=アルベルティバスが出てきました。
ピアノの基礎ともいえるアルベルティバス、
偉大なモーツァルトやベートーヴェンなどの曲にも伴奏として使われています!
この伴奏をマスターすれば、グッと演奏力アップです。
今日は、このアルベルティバスについて、分かりやすく解説していきます。
31番の音域と指番号
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31番の記号と音符
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4分の4拍子=C 1小節に4分音符が4つ入る 数え方1、2、3、4
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レガート=滑らかに演奏する
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スラー=音と音を滑らかにつなげて演奏する
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リピート=繰り返し
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全音符=4拍
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2分音符=2拍
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4分音符=1拍
31番模範演奏
動画をご覧ください♪
練習ポイント
31番では左手がドソミソ伴奏=アルベルティバスを練習します。
まず伴奏の形を和音にしてみましょう。
ドソミソ=ドミソ
基本の形はドミソです。
ドミソを分散形にするとドソミソというアルベルティバスになります。
有名なモーツアルトのピアノソナタK545の冒頭がこのアルベルティバスでスタートしています。
コツは、すべての音をきっちり弾くのではなく、左手にlegato滑らかに弾くという音楽用語の指示があるので、
指先を軽く鍵盤に乗せて弾くつもりで演奏するとメロディに対してうるさくならず、バランスよく伴奏が響きます。
4、7、9、11小節の右手レミファ 左手ファミレは反進行の動きで、左右指番号同じです。
右手のスラーは4小節と2小節の違いがあります。
スラーの切れ目は、歌のブレスのつもりで、隙間をあけましょう。
初心者のための伴奏入門
31番は皆さんもよく耳にする伴奏ですね。
今日は、よく使われる伴奏の形についてレッスンしてみましょう!
まずはお辞儀でよく使われる、ドミソ・シファソの和音を使って
伴奏のパターンを覚えましょう。
メリーさんの羊をメロディの例にしてみます。
1、まずはシンプルに和音伴奏
2、ブンチャチャの伴奏 こちらは楽しい雰囲気になります
3、アルベルティバス 31番の形です。滑らかで優しい感じ
4、アルペジオ 華やかで美しい感じ
このように、伴奏が変わると曲のイメージが変わります。
お洋服と同じですね。着る人は同じでも洋服でイメージが変わります。
伴奏はメロディより目立たないように
あくまでも伴奏はメロディを引き立てる役割です。
伴奏がメロディよりうるさくならないようにバランスを考えましょう。
おわりに
本日のレッスンはここまでです。
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それでは、次回のピアノレッスンでお会いしましょう!!
今日も楽しいピアノライフをお過ごしください。
ありがとうございました!