オトナ・超初心者のピアノ教室♪Lesson23「ト音記号ってなんですか?」バイエル22番
こんにちは。ピアノ教師のmasakopiano です。このブログではオトナになってピアノを始めたい方に向けて、ゼロから始めるピアノLessonをYouTube動画とテキストで、初心者の方にも出来るだけ分かりやすく配信していきます。
はじめに
今日の レッスンテーマは「追いかけっこ」
左手のメロディを右手が追いかけていきます。
昔、カエルのうたで、輪唱した経験はありますか?
カエルの歌は全く同じメロディを追いかけていきます。
有名なパッヘルベルのカノンも同じように、
4小節遅れて次の演奏者がスタートします。
バイエル22番はドミソミのスタート部分だけの追っかけっこなので、
カエルの歌の輪唱のように全てではありません。
言うならば、カノン風?
レスタランでも〇〇風ってありますよね(笑)
バイエルもちょこっとカノンを意識して作曲したのかな?
このスタイルは、バイエルの時代より前のバッハ=バロック時代によく出てくる形です♪
レッスンスタート!
それでは楽譜を見てみましょう。
一段目の1〜4小節目が追いかけっこの部分です。
左手🔴のドミソミが高さを1オクターブ上に右手にバトンタッチになっています。
4小節目からは左手→右手→左手と3回連続で出てきます。
5小節目の左手、2分休符はうっかりドの音が離し忘れが多いので注意⚠️
8小節目の左手の最後の4分音符のリズムもうっかり入り忘れないようにしましょう!
後半9小節目からは、並行進行🟢ユニゾン進行🔵反進行🟡です。
指の方向が分かれば意外とカンタンに弾けると思います!!
コツは、揃えること。
並行・ユニゾン・反行、いずれも右手と左手がピッタリと揃った動きが美しいです。
楽譜にドレミファソ書いてもいい!
だんだん音符が複雑になってきました。
音符がパッと読めない、数えないと弾けないと言う方に、
まずト音記号についてお話しします。
ト音記号のトは
日本語音名ハニホヘトイロハ=イタリア音名ドレミファソのソの音
つまり、中央のソを示しています。
この音を目印に前後の音を読めるといいですね。
それでも、なかなか難しいという方は、音符の上にドレミファソ書いてもオッケー👌
ただ、全部はやめましょう。そうすると、音符を見なくなります。
音符を見ないと言うことは、音の高低や長さが曖昧になりがちです。
⬇️のように、パッと音の分からないところのみ、補助で書くくらいにしておいてくださいね。出来れば鉛筆で、必要なくなれば消していけばなお良いでしょう!
Lesson23まとめ
今回は、同じ形の音形が繰り返し出てきました。
音符を図形のように見ることは、とても大切です。
似た形、同じ方向、逆の方向、楽譜の交通整理は演奏の助けになります。
読譜は少しの工夫でとても楽になります。
どんどん書き込みや、色分けして、楽しく練習してくださいね♪
おわりに
本日のレッスンはここまでです。
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それでは、次回のピアノレッスンでお会いしましょう!!
今日も楽しいピアノライフをお過ごしください。
ありがとうございました!
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