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オトナ・超初心者のピアノ教室♪Lesson16「力を抜く〜気楽に♪」バイエル10番

こんにちは。ピアノ教師のmasakopiano です。
このブログではオトナになってピアノを始めたい方に向けて、
ゼロから始めるピアノLessonをYouTube動画とテキストで、
初心者の方にも出来るだけ分かりやすく配信していきます。



バイエル10番

バイエル10番には、速度記号ではなく、「comodo(コモド)」とあります。
comodo(コモド)」は、発想記号の中の1つです。イタリア語で気楽に。という意味の言葉になります。
イタリア語では、そのほかに「快適に」という意味もあります。
音楽的には、演奏者があまり急がずに、リラックスした感じで演奏しましょうという意味が込められていると思います。


バイエル10番の指の位置は、
右手は高いド〜ソ
左手は中央のソのみです。


4小節のまとまり

10番は4小節ごとにスラーがかかっています。
歌だと、スラーの切れ目で息つぎをしますね。
ピアノも指が歌っているように、スラーの切れ目で指をスッと離鍵します。
この時、指を上げすぎると休符になってしまうので気をつけましょう。
ほんの少しだけです。
ここで、最初の「comodo(コモド)」を思い出してみましょう!
気らくに!
ふ〜〜っと息を抜く気持ちで、スラーの切れ目で手を離してみてください。

脱力のコツ〜腕ふりふり

comodo(コモド)はリラックスした感じで演奏しましょうと冒頭で書きましたが、実はこれが1番むずかしいです。(多分、プロの方も同じだと思います)
私自身も、緊張で肩に力が入ることがよくあります。
昔、リコーダーを吹いたことのある方なら、分かると思いますが、
リコーダーって力みすぎると、ピッ!て変な音になってしまいませんでしたか?ピアノも同じで、力が入りすぎると、不自然な音が出てしまったりします。
これは、楽器だけではなく、スポーツにも言えるのではないでしょうか?
水泳選手の泳ぎは、まるで魚のように水と一体になっているかのようです。
私が泳ぐと・・・プールの水は嵐のように水しぶきを立ててしまいます(笑)
オトナ初心者さんは、どうしても力が入りすぎてしまいますね。
そんな時は、肩が上がっていないかチェックしてみてください。
弾いているうちにどんどん肩が上がりやすいです。
そんな時こそ、深呼吸して緊張をほぐしてあげましょう。
腕ふりふり脱力を練習の合間に取り入れてみてください。
①手をふりふりと腕から振るわせるように揺らしてみます
②肩を持ち上げて〜〜〜ストンと落とす
③そのまま手を鍵盤の上に
そうすると、レッスンの初めにお話した、ふんわり卵形の良い手の形が
自然に出来上がります!!
ぜひ、練習の合間など力がはいてるな〜と感じた時に
取り入れてみてください。これは、デスクワークの肩にもおすすめです✨

まとめ

ようやく10番台に入りました(バイエルは105番まであるのでようやく10分の1ですね)
そして、練習曲らしくなってくるのもこの10番からです。
ピアノ本来のメロディと伴奏の形になってきました。
少しミスタッチがあっても、楽しく演奏しましょう🎹
音を楽しむ🟰音楽🎵
音が苦しい🟰音苦にならないように😊

終わりに


本日のレッスンはここまでです。
毎週水曜日の18時にオトナのためのピアノレッスン動画
月末最終水曜日は、いただいたコメントのご質問などにお答えしていく Podcastを配信しています。
皆様のご質問・ご感想などお待ちしております。


毎週土曜日の夜9時から10時の1時間、
オトナの皆様が青春時代に聴いた、懐かしいソングを中心にピアノとおしゃべりライブを配信しています。
こちらも、お時間が合えば、ぜひ遊びにいらしてくださいね。

それでは、次回のピアノレッスンでお会いしましょう!!
今日も楽しいピアノライフを🎹

ありがとうございました!

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