オトナ・超初心者のピアノ教室♪Lesson9「左手の練習法」バイエルNo.2テーマ・Var.1・Var2ピアノの指作りに役立つ「楽々体操」
こんにちは。ピアノ教師のmasakopiano です。
このブログではオトナになってピアノを始めたい方に向けて、
ゼロから始めるピアノLessonをYouTube動画とテキストで、
初心者の方にも出来るだけ分かりやすく配信していきます。
バイエル2番 左手 テーマ
いよいよ左手の練習に入ります。
ピアノ演奏において、左手はメロディの伴奏やリズムを担当する重要な役割を果たします。右手が利き手の皆さんは、左手はちょっと苦手〜〜💦とおっしゃる方多いのではないでしょうか。
バイエル2番では、左手のみの課題です。
左手の練習のコツと共に、バリエーション12までレッスンしていきます。
本日は、テーマとバリエーション2のレッスンです。
左手のテーマ。
今回はソラシの3音のみ。
テーマは全て全音符=4拍 8小節のまとまりです。
速度記号 Mderato モデラート
中くらいの速さで
速度記号がつきました。
メトロノーム76〜96(少し幅があります)
モデラートの速さは、速すぎず遅すぎず、リラックスしたテンポでありながらも活気を失わないペースです。
まずはゆっくり、4拍ずつ数えて弾いてみましょう!
お手本動画では、80テンポで弾いています。
そして、いきなり8小節のまとまりのスラーですね。
手首でカウントしないように気をつけてください。
そうすると音が揺れてしまいます。
バリエーション2 同音の2分音符
バリエーション2番では、2分音符=2拍と全音符=4拍のリズム。
指番号が、右手と左手では、左右対称になっています。
右手の時は、ソの音は5の指でしたね。
左手では1の指になります。
自分の指なんだけど・・・あれ!ってなります(笑)
そして同音連打の時、押し込まないように、
軽く筆を抜くように手首からスッと持ち上げて弾き直すと
綺麗に弾けます!!
バリエーション3 付点二分音符➕4分音符のリズム
バリエーション2番のリズムは付点2分音符と4分音符のリズムが特徴ですね。
付点2分音符は3拍
4分音符は1拍
のばす音符が短くなりやすいので、注意です。
右手の時と同様に、メトロノームを使用してしっかりリズムを取りましょう。
テーマと変奏は、音の動きは似ています。
ただ、リズムが少し複雑になってきているので、
そこでわからなくなったり、指がつっかえたり・・・
右手ではスムーズに行けたのにと、思われる方も多いと思います。
左手の楽々体操のご紹介!
さて、ここまで練習して、左手が動かな〜いと思われた方必見です。
これは実は左手だけではなく、両手にとっても良い体操です。
体操のタイミングは練習前やお風呂の中など、いつでもOKです。
1 ぐるぐる体操(手首)
ピアノを弾く上でとっても大切な手首、これが硬いといくら指が回っても硬い音になってしまいます。
2 指折り体操
これは数える時やる動作ですが、ゆっくりから速くまで応用でき、
1から5 そして5から1の指としっかり指を折り、広げましょう。
3 押し合い体操
同じ指同士を合わせて、押し合いします。
この時第1関節が反らないように注意します。
4 ストレッチ
ラストはストレッチ、指1本ずつ、そして指の間を気持ちいいな〜〜というぐらいの力でマッサージ。
これ、ピアノを弾かれない方にもおすすめです。
手がじわっと温まり、最高です!!✨
本日のレッスンはここまでです。
最初からうまくいかなくても大丈夫!
何事も頭の理解が体感として出来るまで、
2週〜3週かかります!
焦らず、マイペースで練習してくださいね。
また次のレッスンでお会いしましょう!!
素敵なピアノライフを🎹