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体育の日

今日10月10日は「体育の日」…でした。

1964年(昭和39年)に前回の東京オリンピックの開会式が行われた日です。
それが、ハッピーマンデーとかいう制度により10月の第2月曜日になり、去年と今年に限っては7月23日になりました。

連休は嬉しい。
でも、歴史も大事にして欲しい。
「体育の日」に限らず、祝祭日にはそれぞれ意味があります。
9月15日だった「敬老の日」にもその日にした意味があったようです。

他の祝祭日に比べれば「10月10日」は歴史的な意味が薄れてきているのは事実かもしれません。
今や約60年前にも東京オリンピックが開催されたことを知っている人は少ないでしょう。
しかし、あのオリンピックは日本の歴史に大きな意味をもたらしたと思うのです。
その年に合わせて新幹線が開業するなど、この国の経済発展の大きな原動力になりました。
あれほど日本全体が一つになって日本人選手の活躍に胸を躍らせた大会はないのではないでしょうか。
名前に聖火の「聖」の字が使われている人に1964年生まれが多いのも、あの大会がそれほど大きな意味を持っていたということを表しているのだと思います。

人々の記憶から消えかかっているから、という理由かどうかは知りませんが、大きな意義を持っている「10月10日」という日を私は忘れたくないのです。