上方お笑い旅行
古い話になりますが、2010年3月に大阪へ1泊の一人旅に行きました。
目的は「お笑い」。
初日は「なんばグランド花月」の午後の部。
漫才や落語、お笑い劇と上方のお笑いを満喫したと同時に、この世界の厳しさを感じました。
最初の方に出演する若手の漫才では舞台の飾りは一切なし。
舞台の奥まで丸見えの中、マイクが1本立っているだけ。
そして、出演者の格が上がるにつれて舞台の袖や背面にパネルなどが置かれ、だんだんきらびやかになってゆきます。
トリの文珍さんのときには松が描かれた大きな金屏風と、これ以上ないほど華やかな舞台になっていました。
そして、二日目は、お目当ての「天満天神繁盛亭」。
繁盛亭につながる商店街には繁盛亭ののぼりが飾られ、商店街が繁盛亭を支え、応援していることを感じさせました。
上方落語特有の膝隠しを拍子木で打ちながらの小気味よい上方落語を満喫しました。
名残惜しさを感じながらも、天満宮にお参りをして大阪を後にしたのでした。
おしまい。