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噺を撮る【蔵】
「味噌蔵」という噺。
味噌問屋の主人、けち兵衛。
「嫁などもらうと金がかかる」と独身を通していたが、「立場上、女房がいなくては」との周囲の声に渋々嫁をもらった。
当然の成り行きで、さらに金のかかる子供ができるという「災難」が降りかかる。
女房は里帰りし、出産。
泊まりがけで祝いに出かけることにしたものの、自分が留守の間に火が出て蔵が焼けやしないかと心配でならない。
出がけに、近所で火事があったら商売モノの味噌で蔵に目塗りをするよう言い付ける。
塗った味噌は「後からお前さんたちが食べるんだから」と、ここでもケチぶりを発揮。
主人の留守に喜んだのは番頭さんを始めとする使用人たち。
まともなものを食べさせてもらえない普段の鬱憤を晴らそうと、勘定は番頭さんが帳簿を誤魔化すことにして、鬼のいぬ間に飲み食いのし放題。
そこへ、やはり蔵が心配で旦那が帰ってきたのでさぁ大変!
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