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表現の不自由展、まさかの入場を拒否される【前半】
人権、差別、表現の自由、権利、これらの言葉が悪用され世の中がおかしくなってしまっています。今回は”芸術”というカモフラージュで、反日の一線を越えた展示会が行われました。
2021年7月16日~18日、「表現の不自由展」が大阪で開かれました。あいちトリエンナーレに引き続き昭和天皇の御真影がバーナーで燃やされるという恐ろしい”作品”なるものも展示されるということが話題となり、私も実際にどういう展示物なのかを見る為に大阪にやってきました。
会場に開催反対の脅しが届いたり、開催”賛成”を強硬に主張する脅しが届いたりしたこともあり、厳重な警備体制が敷かれていました。
会場前道路には車止めも配置されていました。マスコミはイベントに対する脅迫に関して重点を置いた報道をし、その内容自体の問題性は二の次でした。
私が会場に着いたのは、初日16日(金)の夕方頃。コロナ対策の関係もあり1時間あたり50名、1日500名の入場制限がかけられていました。午前9時から整理券が配られ始めますが、私が到着した頃には当日の整理券は配布終了となっていました。
下記の写真は、実際に見学した方が撮影したものです。
係員に聞くと、翌日分はまた朝9時から配布とのこと。8時頃から並ぶ人がいる為早く来た方が良いと教えて頂きました。対応して下さった入口に立っていた女性の方が丁寧に教えて下さいました。
整理券配布終了のプラカードを持った男性に、その写真を入口の看板と一緒に撮りたいとお願いをするとOkしてくれました。その際、顔は写りたくないということだったので、プラカードで顔を隠すようにして撮りましょうということでやり取りしました。
入口では荷物検査検査場が設けられていました。
その後は、入口前で一緒に来ていた南木倶楽部の南木隆治先生と「明日早く来て並びますかね~」と雑談をしていました。
このやり取りを振り返って、何が言いたいかというと、ここまでは主催者スタッフの方々と何の問題もなくコミュニケーションが取れていたということです。その直後にいきなり入場拒否宣言されるまでは。
「では明日また来ましょう、今日は帰りますか」というタイミングで、先程まで入口にいたボランティアスタッフの男性がいきなり私達二人を名指しで呼び、「入場を拒否します」と宣言したのです。耳を疑いました。
「あなた達がしていることが良く分かりました」というのです。
一瞬何の話かさっぱり分からなかったのですが、南木先生に向かって「あなたフジ住宅の会長でしょ」というのです。
我々二人は展示会を見に来ただけだったのですが、いきなり関係のない話をされて驚きました。
当然南木先生は南木隆治先生でフジ住宅の会長ではありません。南木先生も私も、フジ住宅裁判の被告フジ住宅側の応援者の一人ではあります。
つまり、展示会見学とは何も関係のない、私達の日頃のモノの考え方、政治思想信条が気に食わない様なのです。
それが理由で私達二人は入場拒否を高らかに宣言されました。
「これは主催者の公式な見解ですか」と問うと、その男性は建物に戻り弁護士を連れてくると言います。
そうしてやってきた弁護士はまた「入場を拒否する」と述べます。
私達が展示会の見学をしたいだけだと述べても「あなた達は問題を起こしに来たんでしょう」と一方的に述べ「明日来ても整理券はあなた達には配布しません」と断言しました。
仕方がないので、その後に反対側の道路に渡って現状を説明するために行ったYoutube生配信がこちら
【生配信 表現の不自由展 入場の不自由展?!入場拒否されました Entry Ban for the Exhibition Based On My Personal Political View】
もう一つこの一連のやり取りから分かってくることは、今回のイベント主催団体はフジ住宅裁判の原告で、今もフジ住宅に勤めている在日韓国人パート女性を応援する立場の方々という事です。
そして自分達と意見を異なるとみなした人は断固拒否。
因みに、この裁判の原告側の情報は部落解放同盟の機関紙で何度も詳細にレポートされており、この裁判が単なる労働裁判ではなく、政治色がとても強く危険なものであるという事が分かります。
「部落解放同盟」の機関誌「解放新聞」の記事
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フジ住宅裁判に関する詳しい説明はブログをご覧ください。
ナニワの激オコおばちゃん
https://gekiokoobachan.jp/blog-entry-1335.html
【フジ住宅裁判とは】
大阪府岸和田市にあるフジ住宅という、家を作って売ってはる一部上場企業があります。この会社の創業者である今井会長が、ずいぶん前から社員教育用にと、いろんな本やら資料を無償で配ってはりました。
そしたらその本や資料の中に、中国や韓国を批判するような文書があったということで、在日韓国人のパート社員であるA子さんが、精神的苦痛を受けたとして、会社と会長さんを「職場環境配慮義務違反」で訴えて、3300万円を要求する裁判を起こしました、と。
昨年7月2日に一審の判決が言い渡され、フジ住宅は110万円をA子さんに支払え、という判決が出ました。フジ住宅は4日後の7月6日付で控訴しました。
一方、原告側も、判決では本人に対する「差別による被害」が全く認められていないことを不満として控訴しました。
なお、ちなみにこの原告のA子さんは今もフジ住宅にお勤めで、普通に給料も貰うてはります。
以上がこの裁判のあらましです。
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実行委員会代表は「自分たちと考え方が違うから展示をつぶすのではなく、まずは作品を見て作品と対話してみて、その中でまた違う考え方が生まれてくるのではないでしょうか」と述べたと報道されていますが、実際は排他的な性質を持った運営だったことが明らかになりました。
公式HPでは、「表現の自由」の解説がなされています。その中に入るという”観客の知る自由”を私達は侵害されました。
自ら率先して”表現の自由”を侵害する「表現の不自由展」。
不自由を実践したという意味で「入場の不自由展」と名付けたネットのコメントが的を射ていました。
次のブログでは、行けなかった私の代わりに実際に見学してきた皆さんの写真を共有したいと思います。
2021年7月20日
2カ月半の活動から戻ってきた沖縄より
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