ワーク3.”型”を学ぶ
今日は、〈書く〉ためのテンプレートがあるとラクになるというお話です。
私が所属しているToastmastersの活動の1つに、”Tabletopics speech”というものがあり、これはその場で質問をされ、それに対して2分ほどで即興で答えるスピーチをするものです。
これが私は大の苦手なのですが、これに役立つ方法として、PREP 法というものを教わりました。
スピーチやプレゼンで使うPREP法
これは、ビジネスにおいてのプレゼンや商談などにも活用されている方法ですね。
PREPとは、
P:Point(主張・結論)
R:Reason(理由)
E:Example(具体例)
P:Point(結論)
のことで、最初に結論から話し始める方法です。
例えば、朝に散歩をすることとおススメしたいとします。
P:Point(主張・結論)
→ 健康促進のため、私は朝に散歩をすることをおススメします。
R:Reason(理由)
→ なぜなら、朝に日光を浴びると体内時計が整い、夜、寝つきが良くなり、睡眠の質も良くなると言われているからです。
E:Example(具体例)
→ ここ数か月、ストレスが溜まり不眠に悩んでいましたが、先週から朝に近所を15分ほど歩くことにした結果、夜、スムーズに眠れるようになりました。さらに、歩くことが軽い運動にもなり、頭もすっきりするという効果も感じています。
P:Point(主張・結論)
→ だから、特に不眠で悩んでいる方には、朝に散歩をすることをおススメしたいです。
このように型にはめると、頭で整理しながら書き進めていけます。
型を使う
『世界一ラクにスラスラ書ける文章講座』(山口拓朗著)では、3つのテンプレートが紹介されています。
列挙型
結論優先型
ストーリー型
この「結論優先型」がPREP法とほぼ同じです。
先にゴール(結論)を宣言しておくことで、その後の文章がブレにくくなるので、自分自身もこれが一番書きやすく、話しやすい気がします。
列挙型
「列挙型」は、1つのテーマについて、いくつかのポイントを並べて表示し、最後にまとめる、という方法で、こちらも、書き手にも読み手にも情報を整理しやすいアプローチかと思います。
ここでも例を書いてみます。
「自分の今の仕事が向いてるな、と思う理由」を伝える時。
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例)私は塾講師になってよかったと思います。
それはには3つの理由があります。
子どもが好きだから
人に教えるのが得意だから
塾講師は夜の仕事なので、昼間に自分の時間が持てる
だから、これまで何度も転職した自分が、今塾講師という仕事を続けられているのだと思います。
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こんな感じですね。
実際は、それぞれ1~3の項目ごとに、具体例を挙げて、文章を整えていくことになりますね。
ストーリー型
最後に「ストーリー型」ですが、これは読み手を惹きつけるドラマチックな文章を書く必要がありますね。
「スピーチをするのが大の苦手だった自分が、初めて挑戦して失敗し、その後、試行錯誤して、失敗や成功を繰り返し、3年後にコンテストで優勝しました」
みたいな話です。
これをスピーチ(話すこと)で伝える場合は、身振り手振りや表情、声のトーンなどを交えることで効果がアップしますが、文章でするとなると、とてもハードルが高く感じます。
表現力、語彙力、構成力が必要になります。
でも、自分としてはこれを目指したいと思っています。
それでは、また次回に!
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