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55歳からのボランティア海外滞在記  -インドネシア・スンバ島ー 5

スンバ島のコス(アパート)に引っ越しました

スンバ島に住み始めてから4カ月、旅行者が宿泊するホームステイというスタイルの宿に住んでいました。スンバ島のワインガプにはホームステイと名乗る宿泊施設が多くあるのですが、いわゆる家庭に泊まらせてもらうホームステイではなくて、ホテルよりは小規模で、アパートよりは設備が整っていてサービスが行き届いている宿泊施設、という感じです。
これまでは月6,500,000ルピア(約65,000円)のホームステイで掃除もしてもらい、簡単な朝食もついているし素敵な共同キッチンに大きな冷蔵庫もあるという優雅な生活だったのですが、宿泊している方がみなさん旅行者ですし、スンバ島に住んでいるという実感がなかなか湧かないのでついにコスに引っ越してきました。コスは、日本で言うアパートのようなものです。

家具完備、エアコンもついています。

私の部屋の賃料は月1,000,000ルピア(約1万円)なのですが、この金額がワインガプのきれいめなコスの相場のようです。エアコン、ベッド、タンス、机といすがついていて、バスルームは洋式トイレとシャワー(お湯なし)、洗面台です。なんとこの部屋は新築ほやほやで、まだ工事中にこちらに移ってきて(本当は移動日には完成している予定だった)部屋が完成するまで数日別の部屋で待ち、完成したその日の夕方に入居しました。あとは共同キッチンの完成を待つばかりです。敷地内に大きなマンゴーの木があるのがお気に入りですが、屋根に実が落ちるとゴトッと大きな音がするので夜はかなりびっくりします。

実が大きくなる前にどんどん落ちてしまいます。

部屋探しについてもちょっと書いておきたいのですが、ここには便利な不動産屋はありません。バリでもそうでした。私はgoogle mapを頼りにコスと書いてある物件を探しました。google mapに写真や口コミが掲載されているので本当に助かりました。大体目星をつけたら実際に物件を訪ねて空きがあるかオーナーに聞きに行きます。私はインドネシア語が怪しいので、友人にお願いして一緒に探してもらいました。1件目は満室でした。2件目はバスルームにシャワーがなくて、小さい浴槽みたいなところに水をためてそこから桶で水を汲んで体を洗うタイプだったのでやめにして、3件目は小さな部屋しか空いておらず、4件目で今は満室だけど、新しい部屋を建設中でもうすぐ完成するからそこなら入居可能、ということでやっと部屋が見つかりました。入居のための手続きは特に必要ありませんでした。日本だと外国人の部屋探しは結構苦労するのではないかと思うのですが、ここでは国籍も収入も何も関係ないみたいです。

本記事は、特定非営利活動法人 地球の友と歩む会(https://earth-ngo.jp/)のボランティアとしてインドネシア・スンバ島に滞在中の記録です。

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