坂田昌子とその仲間たちVol.1 うんちマン
これは「坂田昌子とその仲間たち」のリレーコラムです。
Q1.あなたについておしえてください
長年ゲーム会社を経営していましたが、自分が社長であることが会社のためにも働いている人達のためにもならないと思い、手放して、最後にうんちのゲームをつくって宣伝のためにうんちマンになりました。
海外のゲームショウなどにも行きましたが、どの国でもうんちマンは老若男女からとても喜ばれました。これはそれ以前にはまったくなかった経験でうんちに国境はないのだと実感しました。ということで、その後は日常的にもうんちマンとして暮らすようになりました。
うんちだけでなく、3.11の後には原発をテーマにしたシリアスなゲーム「エネシフゲーム・インタビューズ」もつくったりしていました。
現在は環境UN道家うんちマンとして、坂田さんのワークショップに参加したり、環境と健康のために菜食中心の食習慣を広めようとゆるベジ部の活動をいくつかのコミュニティで行っています。
Q2.坂田さんの生物多様性を重んじるワークショップを通して
『Dive into Regeneration』というオンライン講座で坂田さんの存在を知り、講義を視聴させていただいて、いっぺんでファンになり、ワークショップなどにも参加させていただくようになりました。
生物は食い食われる中で『関係の多様性』がとても大切だということ、種の多様性、生態系の多様性、遺伝子の多様性が大切だということ。800万種の生きものの内、なにもしなければ100万種が絶滅するということ。
坂田さんの生物多様性のお話しは、ただ自然が美しいとか、綺麗とかでは全然なく、生物が互いに食い食われる関わり合いがベースにあります。
さらには、坂田さんには淀みない民主主義があり、批判精神があり、その根底には愛があり、ありのままの人としての天然の力強さが感じられると思いました。
坂田さんの有り様が、とてつもなく素晴らしく感じます。こんなに素晴らしいと思う人にお会いすることができて、しかも関係性を持たせていただけるのは、とても久しぶりというか、人生で始めてかもしれません。
運が良いことに、若い頃から人生を左右するような素晴らしい人にお目にかかったり、仕事で関わらせていただいたことはありましたが、それはむしろ通り過ぎてから実感がわいてきたりすることが多かったのです。
坂田さんが、いまこの同じ時代に生きていてくださり、関わらせていただけていることは、とても幸運なことだと思う今日この頃です。
Q3.あなたにとって生物多様性って
生物多様性は遠くの森や海のどこかにあるのではなく、絶滅危惧種だけを守るのでもなく、都会であれば、自分の身近なベランダやバルコニー庭などの身近な植物などをとおして貢献することが可能だということを坂田さんから学びました。
さらに、生物多様性のための環境改善のワークショップなどの現場で学べることは、マニュアル的にどこにでも通用する方法というものがあるのではなく、それぞれの現場を実際に見て触って感じて、その現場ではどのような方法が求められているのか?適切なのか?ということを判断できる人から学びつつ、自らも判断できるように探求し続けることが大切のだということを学んでいます。
Q4.生物多様性の仲間で次にバトンをつなぎたい人は?
この「坂田昌子とその仲間たち」を一緒にはじめた鮎川詢裕子さんです。彼女は日々忙しくあらゆる仕事を仕切りたおしているのではないかと思うくらい、仕切り能力に長けているとぼくは思ってます。忙しいので実務はあまり手伝ってもらえないけど、MTGの際にはしっかりと仕切ってもらえるので、とても助かっています。
そんな鮎川さんのことを過去から含めてもっと知りたいと思っているのは、ぼくだけじゃないはず!!
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