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坂田昌子とその仲間たちVol.7 菊池幸子

これは「坂田昌子とその仲間たち」のリレーコラムです。
こちらからつづいています⇒


Q1 あなたについて教えてください

親子で参加することもあるさっちゃん

菊池幸子(さっちゃん)です。大阪出身で東京の日野市に住んでいます。
奈良の短大で染織を学び、京都のプリント染工場で配色士をしていたことがあります。
その後、P Cでデザインをしたくて、3D C Gを学びウェディングムービーの編集をしたりしていました。今はその時の経験を活かし、チラシなど作っています。
結婚を機に東京に来ました。日野はまだ多摩の米どころだった名残や里山だった名残が少しだけ残っていて、鳥や虫も多く、川も湧水もあり、東京だけど自然を感じられるところが好きです。出産を経験し、子どもを野外保育まめのめというところで育てました。森のようちえんのようなところです。子どもと一緒に山や近くの河原に行った時に、この花の名前はなんだろう?この草って食べられそうだけど、食べられる?という私の好奇心を満たしてくれたのが、坂田さんの裏高尾ガイドウォークでした。同じ保育園に通うママが参加していて、私も連れてってもらったのが坂田さんと出会ったきっかけです。

裏高尾のスミレ
裏高尾の枯木 この木がどうやって分解されていくか見守る(でも今は切られてしまった)

それから2年ぐらいたったあたりで、ワークショップが始まり、鎌田鳥山やコモンフォレスト高尾などに参加するようになりました。そして、子どもがお世話になっているプレーパークをやっている公園で、ママ友と一緒に「みらくる☆シャベル」という名前で坂田さんに講師をお願いしながら、生物多様性の視点からの公園の整備をしています。

「みらくる☆シャベル」の活動
仲田の森蚕糸公園のしがら。春にはカエルの卵が近年で1番多かった。ミミズはいっぱい。下草も少しづつ増えている。

Q2:坂田さんの生物多様性を重んじるワークショップを通じて

最初に、裏高尾ガイドウィークに参加した頃は、参加後は知識いっぱいで頭の中がパンパンになり、全然覚えきれませんでした。2年ぐらいしたら、段々、あ、これはあの時の!とか、あ、この匂いはこれだ!とか、わかるようになって、しかも、人よりちょっと知識が増えていることに気づきました。
ワークショップに参加するようになると、また頭がパンパンになりました。坂田さんの見ている景色が果てしないので、どこに何をするか、杭一本打つにしても、考えてやってらっしゃってて。毎回いろんな景色を見せていただいて、これからも楽しみにしています。

Q3:あなたにとって生物多様性とは

畑からでてきたゲンノショウコ

昨年から畑を借りることになって、わからないながらにやっているのですが、
畑の土手を全部を刈り取らないで、これはちょっとごめんなさいしよう、これは残そう、とかやっていると色々なものが出てきて面白いです。そして、みたことがない虫がいっぱいで、カマキリがハチを狙ってるのを初めて見て、面白いなと思いました。

交尾するバッタ?

そして自然もそうですが、人同士でも、坂田さんがよく言ってる、「色々な人がいて良いよね、だけでなく、そこで関わりがないと本当の多様性とは言えない」という言葉を、自分と考え方が違うなーと思う場面で考えるようになりました。
生き方の道標になるような考え方だなと思っています。

Q4.生物多様性の仲間で次にバトンをつなぎたい人

山中弥生子さんにお願いしました。気さくで明るい弥生子さん、どんなお話が聞けるか楽しみです!

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