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Stars

【Stars】
この曲が音源化されることをどれだけ待ち望んでいたことか。
初めてこの曲を聴いた時に雷に打たれたかのような衝撃を受けるほどこの曲の虜になった。
まるで先生が生徒に語るかのような温かくも熱い出だしの“詩”から始まる。
一体何が伝えたいんだろう?って思うかもしれない。
だけど、全てを聴くとその意味がわかる。

何に対しても置き換えられる。

あっという間に歳も取り、月日は経ち、人の人生とは呆気なく終わる。

どんな善人も悪人も平等に時間は流れる。
それは人種も国境も関係ない。

どんなに輝いて見える人でも必ず命の終わりはやってくる。

こんなに広い宇宙の数ある星の中、地球に生まれて、この時代に生きてて、出逢って、色んな感情を抱いて生きている。そんな私たちを星と例え、命は光。流れ星のようにあっという間に消えていく。

で、この歌の面白いところはね、

がむしゃらに追いかけて必死になったり、逃げ出そうとして自分に負けそうになったり、誰かに憧れて努力したり、大切な人の声にも耳を貸さなくなって頑固になってしまったり。

とても人間らしい喜怒哀楽が描かれている。
誰にだって一度はあるよね。

そんな時、人が抱える孤独をギュと抱きしめてくれるのがこの歌だなぁって思うんです。

MVも真っ暗な宇宙の中にhommeがいて、白いシャツに投影された星がhommeを包んでる。
タイトルが出るとそれがジャケットだとハッとさせられる。
儚くも壮大なイントロから秋山さんの(彩也子ちゃんとやってた初期のふらきんの秋山お兄ちゃんのような)優しい声で包み込むように歌われると宇宙という大きな風呂敷に包まれるような感覚になる。
視覚で見ると宇宙旅行をしてるようなそんな錯覚になるほど不思議な映像。
え?タイムスリップ?みたいな。
ちょっとだけドラえもんとバック・トゥ・ザ・フューチャー思い出した(笑)

ここから一気にhommeが映し出される。
そして素晴らしい歌詞の文字入れ。
グッと一層引き寄せられる。
そして一瞬だけ映るドアノブとスイッチ、あとその右側がよく分からないんだけど、ドライフラワー??ここは解説竹下さんに聞きたいー。教えて〜竹下さぁぁぁん。

感情的に歌う秋山さんとしまんちゅのパフォーマンスが画からものすごく伝わってくる。
ライブでもこのくらい振り乱して魂込めて歌ったらいいよって思う(笑)終わったらハァハァ息切れしそうだけど。
そしたらたぶんオーディエンスはぐーーーーっと惹きつけられるだろうね。

こんなに広い世界で生まれて出逢って共有、共感して求め合ってそんな時間を、人生を大切に大切な想いも人もモノも抱きしめて生きていこうねって。
そう伝えられてる気がしました。

壁にぶち当たったり、悩んだり、時に泣いたり、落ち込んだり。色んなアイデンティティーと向き合った時にはきっとhommeが、この Starsが貴方の味方になって助けてくれます。

暗転して歩き出したhommeはどこへ行くのでしょう。おそらく次の時代へ、次のhommeへ行くんでしょう。

4ヶ月連続リリース。
私は今年、hommeが新しいフェーズに入ったと思ってる。曲もパフォーマンスも。
第三章のhomme。ワクワクさせてくれるじゃん。
絶対もっともっと多くの人に届く。届けよう。

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島根県松江市出身のロックバンドhomme(オム)のライブレポを私の視点、観点から綴ります。 来れなかったhommeトモさんにもこんなライブだったよーって伝わってほしい! ライブ見た方にはいいライブだったな〜って思い出してほしい!

島根県松江市出身のロックバンドhomme(オム)のライブレポを私の視点、観点から綴ります。 来れなかった方に伝わる、一緒に観た方が思い出せ…

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