歌の楽しさは「歌詞」にあり

歌手だからこそ感じること
歌うたうの好きですか?
私は大好きです。
幼少の頃から歌が上手だと褒められて育ってきました。
でも、歌がうまいだけでは歌の本当の良さには辿りつけないことも知りました。
それはやはり「歌詞」を理解すること、歌歌いならそれが大事じゃないでしょうか。
知り合いのミュージシャンにも「歌詞なんて一ミリも気にしていない」という人はいます。
大概そういう人は楽器の方を愛していることが多い。
でも、私たちは歌うたいなんです。
歌を歌う人間が歌詞を蔑ろにしていいの?
歌は言葉です。
言葉は人間から生み出される。
そこに命をのせることができるのは歌詞を咀嚼した人だけではなかろうか。
私はそう思います。
歌手だからこそそう思うし、歌が上手な人間だからこそそう思う。
歌詞を自分なりに理解し、解釈した時、歌うことがより楽しくなり、歌を聞くことももっと楽しくなります。
その体験をぜひしてもらいたいと私は思うのであります。