装飾タイル
以前にも書きましたが、この写真の建物である
キハーノ邸(奇想邸)はその形もさることながら
装飾も極めて斬新でとても珍しいものでした。
望楼の壁には、まわりにタイルがびっしりと貼り付けられていました。これは、緑の施釉のタイルに、ひまわりがレリーフされた装飾タイルで市松模様になるように配置されています。ひまわり
(スペイン語でgirasol)には、太陽を巡る花という
意味合いがあり、この建物が建っているスペイン北部の気候風土から陽光への希求が感じられます。
レンガ積みの外壁を、ひまわりの花と葉の
レリーフが区切っています。
なんと華やかでメルヘンのようなデザイン
なのでしょうか。