救世主イエス礼賛
イエス・キリストの誕生については、
古くから色々な逸話が語られており、
どちらかというと仏教や神道の方が
馴染みの多い私たち日本人でも
「あ、その話聞いたことがある」という
ものがあると思います。
12月25日がキリストの誕生日であるという
ことは皆さんご存知ですよね。でも、キリストが生まれてケーキを食べて終わりではなく、
主にヨーロッパのカトリックの国々ではその
続きがあります。スペインではDía de los Reyes
Magos(東方の三賢者の日)として1月5日が
とても重要な祝日になっています。スペインではクリスマスではなく、その日に子供達はプレゼントをもらうようで、もしかしたらこちらの方が
重要かも知れません。1月5日から6日にかけては子供たちは落ち着きがなくなります。6日の朝に
どのようなプレゼントがもらえるか気がかりでならないからです。
この風習はフランスではガレット・デ・ロワというケーキをやはり1月5日から6日にかけて食べるという形で受け継がれています。
救世主キリストの誕生はそれほど大変な
出来事であり、大切に語り伝えられてきた
ものなのですね。
この話を思い出すと、いつも私のなかに
思い浮かんでくる歌があります。
Little drummer boy
とてもシンプルなのだけれど、素直に
心からキリストの誕生を祝っている心情が込められているのです。
是非、一度聞いてみてくださいね。