イトスギ
サグラダ・ファミリアの生誕のファサードの
真ん中にある愛徳の門の頂上にはこんもり
としたイトスギが飾られています。(もちろん
彫刻ですが)
イトスギは生命の象徴と言われています。
このイトスギの実が熟してはじけると、
十字架のような形をしています。ガウディは
このはじけたイトスギの実を一番上に飾ることで
カトリシズムの力とエネルギーを象徴している
のです。
あくまでも、自然にこだわり、その要素を
彫刻に取り入れて表現しようとしました。
自然に身近なところにある、動物や植物に
宗教的意味合いを持たせて、しかも石を掘って
それを表現しようなどという、なんとも斬新で
ユニークな発想です。それが、ガウディの
ガウディたる所以なのですね。
友人に勧められて何気なく始めたnote
ですが、おかげさまで500のビューを
超えました。引き続き、ガウディに関する
こと、サグラダ・ファミリアに関すること、
キリスト教に関することなどをゆるく、
広くつづっていきたいと思っています。
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