ピアノの先生の独り言＃20オンラインレッスンってどうよ。

ピアノ教師のmasako pianoです。2020年の緊急事態宣言から、オンラインレッスンを導入しました。というか、オンラインレッスンにするしか、生き残りの道はないと、急遽導入したというのが本当のところです。

今日の記事をお耳でお聴きになりたい方はこちら⬇️

stand.fm

あの頃、私と同じように、オンラインレッスンを導入した教室は多かったと思います。そして、その時はまだ、オンラインレッスンは一時的なもの。また対面レッスンに戻るだろうと思っていました。

あれから2年。現在もオンラインレッスンしています。もちろん全てオンラインレッスンではないですが、半数近くの生徒さんがオンラインレッスンを希望しています。

zoom、LINEビデオ通話、FaceTimeビデオ通話など、生徒さんの使いやすいツールでレッスンしています。

オンラインレッスンを開始した頃は、zoomってなんですか？LINEってビデオ通話機能ってあるんですね〜Wi-Fiが接続できません💦などなど、、、レッスン以前のセッティングであたふたしていましたが、現在は学校や塾でもオンラインが通常になり、高学年の生徒さんは自分でセッティングできちゃいます^ ^

もちろん対面レッスンの音色や空気感に勝るものはないと思って居ますが、オンラインレッスンの良さもあります。

ご家庭の練習環境が一目でわかる事。椅子の高さや楽器の種類など、生徒さんの環境を知ることはとっても大切です。そして、今どきのお子さんはスマホ、タブレットで育っているので、画面への集中力ありますね〜。手の形だけアップにするなど、飽きない工夫も大切です。

オンラインレッスンの欠点は、なんと言っても回線が途切れたり、Wi-Fi環境によっては画面が固まってしまい、レッスンが中断する事です。こればかりは、どうしょうもないので、後日お手本の動画を撮って送る事でフォローしています。

正直なところ、レッスン時間以外の一手間が大切なのが、オンラインレッスンです。直接手取り足取り伝えきれないところを、フォローする事が必要です。

それでも、オンラインレッスンのニーズはもっと増えていくのではないかと思っています。それは、どこにいてもレッスンが受けられるという、オンラインレッスンの利点です。感染対策以外にも、天候不順、帰省中であってもレッスンが出来る。これは、一番の魅力ではないでしょうか。

コロナ禍で私たちは、新しい習慣を学びました。オンラインレッスンは、最初は苦肉の策だったかもしれませんが、新しい可能性の扉を広げてくれたと思います。