V tuberを知りたいセラピスト
はじめまして、おやゆび店長です。リラクゼーションサロンを営んでおります。
のんびりとした田舎町のアパートの一室でひっそりのびのびと暮らしながら、生きて生かされております。
開業して1年半が経った頃、自由に時間を使い過ごせることに酔いしれていた。
施術の入っていない空き時間を使って今まで疎遠にしていたゲームや見たかったアニメや映画、人気YouTuberの動画を開いて追いかけ視聴をしたりして、今まで奮闘していた日々を忘れるくらいに娯楽の時間を過ごしながら仕事をしていた。
見たいものリストの消化が終わり飽きを感じ始めていた頃、自分がYouTubeを扱うとしたらどんな動画をつくるだろうか…と自分に問いかけるようにもなっていた。
垂れ流しで動画視聴をしながら雑務をおこなっていると、「顔出しなしで配信できるV tuberアプリ」という広告がよく目につくようになった。いつもならスキップするところだが一旦気になったら調べずにはいれない。
アプリをダウンロードして適当に”パピコ”と名前をつけてアカウントの登録を行った。
たくさんのアニメ風のキャラクターが並んでいる画面に切り替わり、雑談・歌枠・まったり など と表記してある。その中から「初心者さん歓迎」と記載のあるキャラクターが目に入ったので、とりあえず選択した。
画面が切り変わり、私は驚いた。
(キャラクターの口や目が動きながら聞き覚えのある曲を歌っている…なんだこれは)
(文字もすごいスピードで動いている…TikTokのような仕様なのか?)
キャラクターが歌い終わった後、さらにもう一つ驚いた。
「パピコさん、初めましてー!こんにちはー!」
(・・・パピコ、誰?・・・あ、私か! 話しかけられている!!!)
画面に「こんにちは」と話しかけた。
「パピコさんは登録したばかりですか?」
「はい、初心者です。」
「パピコさん、よかったらコメントであいさつ返してくれたら嬉しいな!」
(あ・・・これは電話じゃないのか)【こんにちは】とコメントを打った。
「パピコさん、こんにちは!ごあいさつありがとう!どこからきてくれたのかな?」
(日本…?九州…?え。画面越しからきましたよ。え。 ここどこ?)
【どこですか?】
「パピコさん、もしかして初めてですか?」
【はい。今登録したばかりです】
というやりとりのあと、色んな機能についてレクチャーしてくれた。
「他に聞きたいことありますか?」
【あなたは人間ですか?】
「ごあいさつ遅れました!初見あいさつしますね!
hにゃららhにゃららの妖精です!」
(・・・・・・妖精!!!!?( ・∇・))
ということがあった。知らない世界は摩訶不思議。