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弁護士・石橋京士こと「ボヘ弁」の人柄が素敵すぎる。一週間でどう変わる?

この記事の元となる音源「Morning House」は、音声SNSアプリClubhouseで毎朝6:50から配信しています。1週間で1人の人生が「劇的」に変わる、新感覚のライフチェンジング番組です。
https://www.clubhouse.com/club/morning-house

「Morning House」に参加しているみなや各界のプロに参画していただきながらのBefore-After的プロデュースで一人の人の生き方を変える番組、今週のライフチェンジャー(=人生を変えたい人)は弁護士・石橋京士(通称:ボヘ弁、以下同)さんだ。今日は、企画の初日。彼の人となりについてここにまとめていきたい。

ボヘ弁がしたい"係争予防"的な顧客との関わり方

「『ボヘ弁』という通称がありますが、こう見えても弁護士をしております」というボヘ弁の第一声からスタートしたライフチェンジの一週間。彼、カジュアルで親しみやすい雰囲気をまとっているが、正真正銘の弁護士である。彼が法曹界に飛び込んでから今年で10年目、独立してまる5年になる。事務所名は「一京綜合法律事務所」。こちら、読みにくいかもしれないが、「一京」と書いて「ひとみや」と読ませる(ちなみに、彼の名まえ「京士」は「あつし」と読む)。ボヘ弁がお客さんとするのは、主に企業。顧問弁護士として会社の成長を支援している。

「僕がやりたいことは基本的に世の中をよくするってことで、具体的には法的な紛争を未然に防ぎたいんです。紛争をなくせたら社会もよくなるじゃないですか」

そう。彼は、係争自体を予防するような考えを持っているのだ。予防だけではない。企業の成長に合わせて、法的な面でも、またビジネス的な面でも顧客と伴走しながら相談に乗るというスタイルを貫いている。

「企業さんの相談をよくよく聞いてみると、トラブルの9割ぐらいはそもそも事前に相談してもらっていたら防げたものだったんですよね。契約書の作り方やその後の対応だったり、話し方、スタンスの取り方一つ変えればこんなことにはならなかったのにってことがたくさんあって。このもったいない状況を何とかしたいと思い始めて今に至ります。せっかくいいビジネスをしているのに法的な争いにエネルギーを取られている、なんて凄くもったいないじゃないですか」

なぜ「ボヘ弁」と呼ばれているの?

そんな話の展開の中、一人のモデレータ―からこんな質問がでた。

――あの……「ボヘ」っていうのはどこから来ているのでしょうか

そう、それ! 誰もが気になるところだ。これに対しボヘ弁は経緯を語り始める。

「これ、実は世界的プロデューサーの川原卓巳さんきっかけなんですよね。卓巳さんとはClubhouseで出会ったんですけど、ある夜のroomでご一緒させていただいんです。その時に僕が結構いい話をして(笑)、『いつもそんなことをボヘッと考えているんですよね』って言ったら、その場にいた、あみたそさんという女の子が『じゃあ「ボヘ弁だ!」』って叫んで。その場が爆笑になってそれ以来『ボヘ弁』になったんです」

そんなこと……ある? 思わず笑った。

ボヘ弁、YouTubeチャンネル開設

何と、しかもその場でYouTubeチャンネルをやろうということになったとボヘ弁は言う。彼のチャンネルが、下のリンクだ。

この時にチャンネル創設に導いたのが川原卓巳さんである。roomをやっているまさにその時に、川原さんが映像制作のできる齋藤汐里を召喚。彼女に対し「映像つくってあげてよ」と鶴の一声的に川原さんから依頼がなされ、今の動画配信が始まった。

動画タイトルは「ねぇねぇボヘ弁」。「弁護士って何?」とか、そもそも「法律って何?」「裁判って何?」といった超・基本的なことから、「法人化って何? どうすればいいの?」や「契約と費用ってどう考えればいいの?」といった話題までを"世界一わかりやすく"解説してくれている。実際に筆者も視聴したのだが、これは見る価値大アリである。

なぜ、弁護士になろうと思ったのか

そんなボヘ弁だが、もともと弁護士をこころざしていたわけではない。むしろ経営者になりたいと彼は思っていた。大学でも事業構想や事業計画について学んでいたのだ。バリバリのビジネス志向、いわばビジネス畑出身である。しかしある時彼は思う。「経営には法律的ないろんな炎上案件があることを知ったんです。そういった問題の解決をビジネスにするのもアリなんじゃないかと思い立って」。そこからボヘ弁は弁護士を目指すようになった。だが、彼は法学部出身でも何でもない。どうやって弁護士になろうというのだろう。

「法学部出身でない僕ですから悩んだんですけど、たまたま当時、ロースクールというものができて、司法試験の仕組みが変わったんですね。法学部の人じゃなくても弁護士になれる、みたいな道が開けて。『あ、これは僕のための制度だ!』と思って乗り込んでいきました」

そこから法曹界での彼の仕事がスタート。

「最初はいわゆる一般的な弁護士の仕事をしていましたね。離婚とか相続とか交通事故案件とか、裁判でやいのやいの争っていました。それはそれでやりがいがありました。ですが、ベンチャーとか企業さんの相談に乗るようになって、今のように『争いになる前に相談に来てほしい』っていう願いを抱くようになりましたね」

何と熱い思いを抱いた弁護士だろうか。このボヘ弁が「Morning House」の一週間でどうチェンジしていくのか、ぜひ今後を見守っていただければ嬉しい。

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