ドイツ語を学ぼう5〜ドイツ語の語順・数字〜
前回は前置詞について学んできました。
今回は、ドイツ語の語順と数字について学んでいきたいと思います。
ドイツ語の語順
平叙文の語順
平叙文とは、「〜する」や「〜だ」という普通の文章です。
ドイツ語の平叙文は、日本語と同じ語順で並べます。しかし、動詞だけは、文頭から2番目にきます(定形第2位の原則)。
①Heute geht Yuko mit Hans zum Bahnhof.
(今日ゆうこはハンスと一緒に駅に行く。)
②Yuko geht heute mit Hans zum Bahnhof.
(ゆうこは今日ハンスと一緒に駅に行く。)
③Mit Hans geht Yuko heute zum Bahnhof.
(ハンスと一緒にゆうこは今日駅に行く。)
これらは全て同じ意味で、動詞が2番目に来ています。
ドイツ語は定形第2位のみが文法的に決まっているのです。
※③のように「前置詞+名詞」は一つの塊で考えます。
疑問文の語順
疑問文には、決定疑問文と補足疑問文の2種類があります。
決定疑問文とは、ja(英語の”yes”)やneie(英語の”no”)のどちらかで答えられる疑問文です。
補足疑問文とは、wann(英語の"when")やwer(英語の"who")のような疑問文です。
①を決定疑問文に変えると、次のようになります。
①を補足疑問文に変えると、次のようになります。
②と③の文章を注目すると、英語の文章と大きく異なることがあります。
②Does Yuko go to school today?
③when does Yuko go to school?
このように英語の疑問文には「do/does」が出てきます。しかし、ドイツ語にはありません。
〜単語メモ〜
Morgen(モーゲン)「朝/明日」
疑問詞
補足疑問詞を作る疑問詞をいくつか列挙します。
先ほど列挙した疑問詞の中で、人称変化するものがあります。
※Mitは3格支配の前置詞なので"wem"の前に結びつきます。
ドイツ語の数字
基本の形「0〜12」
「13〜20」
まず、簡単に覚えるために次の法則を示します。
13(thirteen)=3(three)+10(teen)のように、
13(dreizehn)=3(drei)+10(zehn)
※英語もドイツ語も、必ず1の位が先に来ます。
13〜20は、先ほど紹介した法則をもとに以下のようになります。
「20、30、40、50、60、70、80、90」
これも2(zwei)×10(zehn→zig)のような法則があります。
※発音などの理由で綴りが多少変化します。
「100、1,000、10,000、1,000,000」
中間の値
原則は1の位を先に言い、次にundを入れ、それから10の位の数を言います。
22 zweiundzwanzig
34 vierunddreißig
56 sechsundfünfzig
78 achtundsiebzig
91 einundneunzig
201 zweihunderteins
964 neunhundertvierundsechzig
今日のドイツ語の基本単語
今回は、月と曜日を紹介していきます。
der Januar(ヤヌアール)「1月」
der Februar(フェーブルアール)「2月」
der März(メルツ)「3月」
der April(アプリル)「4月」
der Mai(マイ)「5月」
der Juni(ユーニ)「6月」
der Juli(ユーリ)「7月」
der August(アウグスト)「8月」
der September(ゼプテンバー)「9月」
der Oktober(オクトーバー)「10月」
der November(ノヴェンバー)「11月」
der Dezember(ディツェンバー)「12月」
der Frühling(フリューリンク)「春」
der Sommer(ゾンマー)「夏」
der Herbst(ヘルブスト)「秋」
der Winter(ヴィンター)「冬」
die Jahreszeit(ヤーレスツァイト)「季節」(Jahre:年/歳+Zeit:時間/時代)
der Sonntag(ゾンターク)「日曜日」
der Montag(モーンターク)「月曜日」
der Dienstag(ディーンスターク)「火曜日」
der Mittwoch(ミットヴォッホ)「水曜日」
der Donnerstag(ドンナスターク)「木曜日」
der Freitag(フライターク)「金曜日」
der Samstag(ザムスターク)「土曜日」
die Wochentage(ヴォッヘンターゲ)「曜日」
die Woche(ヴォッヘ)「週」
das Wochenende(ヴォッヘンエンデ)「週末」