”GAFA“の強さの秘密と私達の未来
こんにちは。アクセスありがとうございます。
今日は、GAFAがなぜ世界に大きな影響を与えるまでになったのかを書いていきます。
まずGAFAとは、なんの略か?
アメリカ発の巨大企業Google, Amazon, Facebook, Apple の頭文字をとったものです。
これらの企業は、みなさんが絶対に聞いたことある企業でしょう。そして、Appleは創立から約40年、他のGoogle、Amazon、Facebookは、たったの約20年という短い期間で世界を圧倒する勢いで成長した企業です。
なぜこの短期間に成功することができたのでしょうか?そして、今後私たちにどんな影響を与えるのでしょうか?
これから、私自身で簡潔にまとめてみます。
どのようにGAFAは大きくなっていったのか?
I:Google(Alphabet Googleの親会社)
Googleのほとんどのサービスは、無料ですよね。さて、Googleは何で利益を上げているのでしょうか?
答えは、広告収入です。Alphabetの年間売上高の約70.4%は、この広告収入です。なぜこのような広告収益を得られるのだろうか?
人々がインターネットに慣れていない時代に、検索口を抑えました。また、ユーザーにとって価値が高い順に並べられた検索結果にする精度が非常に高い点です。
ユーザーの検索ワードを利用することで、ユーザーが興味を持つ広告だけを出し、広告最適化を実現しました。
また、多くのユーザーがGoogle、Youtubeなどの検索エンジンで検索することで消費者が何を求めているのかすぐ知ることができる。すなわち、圧倒的なマーケティングを誇っています。
ユーザー重視したサービスを多く展開しています。
Ⅱ:Amazon
Amazonが成功した秘訣は、創設者のジョフ・ベゾスは金融系に勤務経験があるため、莫大の投資をしています。投資先はまだ、発展段階だったGoogleなど。そして、インタネットでの販売を始めます。最初は本だけをインターネットで売ったのです。なぜなら、腐敗しない、無限の在庫で売れている本だけを販売できる。さらに、価値が落ちにくいという点です。この事業に成功し商品ジャンルを拡大していきました。
ユーザーレビューや類似商品の推奨、全カテゴリーのランキング制、中古品販売、1クリックで注文することができるサービスを初めて行ないました。
このように顧客ファーストをすることで、顧客を捕まえ、商品の検索では1位のプラットホームを持つことになったのです。
Ⅲ:Facebook
Facebookの創設者マーク・ザッカーバーグは、ハーバード大学の学生の頃、講義の内容、先生の雰囲気などを共有するために作り上げたもので、最初はハーバード大学生のみが利用できるものでした。
ハーバード大学で流行ると有名大学の生徒から作って欲しいという要望に応え、学生中心で広まっていきました。
異常なまでのスピードで広がり、無料で莫大な個人情報を手に入れることに成功しました。
現在では、アメリカのネット広告市場の半分以上をFacebookとGoogleだけで占めています。
Ⅳ:Apple
クラウドサービスやApp Storeなど自社のプラットホームを持っており、iPhoneやiPad、Macの所有者がiCloudに情報を保存することで、多くの情報を得たり、App StoreやSiriの検索情報を得ることで大きくなっていった。
さらに、Appleは自社工場を持たず、世界中の部品を中国に集め、中国で組み立てます。これによって、コストかけずに高価な価格で販売にも成功しました。
これには、今までになかった形・デザインで競合他社との差別化を図っています。さらに、Appleは新商品を出す時必ず、多くのメディアにPRします。これは、競合他社は多額の投資をすることに躊躇してできません。そのため、今までに15億台のiPhoneが売れ、世界スマホ市場の利益の90%をiPhoneが生み出しているのです。
まとめ
GAFAのすべては、独自のプラットホームで、大量の個人情報、検索履歴を集め人工知能等を用いてユーザーにどんな広告を出したら見てくれるのかを徹底的に行っています。
そして、圧倒的資金を得て将来的に邪魔になるであろう企業をM&Aで吸収していきます。
GAFAの未来
GAFAは、他の大企業と違って独自の大きなプラットホームをそれぞれ持っています。それぞれのプラットホームで得られた膨大な情報を用いてAIに活用しています。さらに、AIが今後さらに発展することでがさらに発展し、ほとんどの家庭で使われることは間違いありません。
AIの発達によって、医療機械・介護ロボットなどのさらなる発展、また、5Gによる自動運転技術の大進歩。仮想通貨、宇宙分野までの拡大。今現在、多くの分野にまでGAFAは、投資しています。
①Googleは、今話題の量子コンピュータを実用的完成させた時、私たちの未来が大きく変わると思います。今まだ時間がかかっていた計算が一瞬で計算されます。これによってGoogleの一強時代が、もしかしたら来るのかもしれません。
②Amazonの利益は、3分の2が商品販売です。ECサイトだけでなく、最近ではレジが無い「Amazon Go」などのリアル店舗の試みもしています。ドライブスルーストアも事業展開する予定です。Amazonは、オフラインとオンラインが融合した「新しい小売」の形を目指しています。これができたら、世界が変わるかもしれません。
③Appleは、キャッシュレス化が進む近年、キャッシュレス分野の発達、人工衛星と5Gの発達による、自動運転の自動車の開発事業を率先していくかもしれません。
④しかし、Facebookは個人情報の流出によって、ユーザーと株価が減ってきています。そして、「Libra(リブラ)」(Facebookが出す仮想通貨)がどうなるのか?この事態をどう乗り越えるのかが今後の見ものです。