【射手座満月チャートを読んでみた】「これまで」と「これから」
こんにちは。
ほえーるけいこです。
5月23日（木）22:53に射手座で満月が起こります。
射手座のキーワードは、I exprole, I seek, I experiment.
おおらかに、のびやかに、寛大に、楽観的に、信頼、信念、英知、高等教育、向上心、法曹、宗教、哲学や思想…などなど。
新月・満月のお願いを書いている人は、よかったら参考にしてみてください。月は23日（木）17:25に射手座入りして、満月タイムに突入します。
「これまで」と「これから」
満月とは読んで字の如く、物事か完了、満了するタイミングのことをいいます。これまでにコツコツ積み重ねてきたこと、紆余曲折や経緯がここでひとつの節目を迎える。そしてここまでの「実り」をもとに、次なる展開が始まるときなのです。
今回の満月にもまた、これまでの経緯はふんだんに含まれているのですが、それでもどこか過去と未来、「これまで」と「これから」が重なりあうような、出口が入り口だったみたいな、いつもより長めの時間の幅を見ることになる満月になるのではないかと感じます。
過去１年、「牡牛座木星期」の総決算
ではまず、過去の方から整理していきます。今回の満月は射手座と双子座のかなり初期の度数で起こるのですが、そこに牡牛座キワキワで双子座へのイングレスを目前にしている、木星と金星がアウトオブサインながら重なっているのです。
木星は昨年の5月17日（木）から約１年間をかけて、牡牛座を運行してきました。その最終盤で、牡牛座での経緯をふんだんに含んでたどり着いたのがまさに今、この地点ということになります。そこに、牡牛座の支配星であり、ラッキースターとしてお馴染みの金星も、拡大と飛躍の星として知られるラッキースター・木星と重なっていることが印象的です。金星は24日（金）、木星は26日（日）に双子座入りしていきます。
これままでコツコツ牡牛座の世界を進んできた道の先に、ここから新しく双子座の世界に飛び立っていくための空港や、駅に万感の思いでたどり着くのがまさに今、といった感じがあるのです。また、上記のように満月そのものが、過去、これまでを含んだ節目です。
そして双子座の世界、「風」の世界へ
未来の方向にも目をむけていきます。拡大の星・木星がこれから１年間進んでいくのが、今回月と向かい合い、満月を形成する太陽が位置する双子座です。そしてこの満月を調停しているのが、水瓶座に入ったばかりの冥王星です。双子座と水瓶座は共に情報や知性を表す「風」の星座です。双子座にはこれからの約１年間拡大の星が滞在し、これからしばらくのトレンドを彩っていくことになります。冥王星は山羊座と水瓶座の間を行ったりきたりしていて、完全に水瓶座の軌道に乗るのは11月下旬のことになりますが、ここから20年進んでいく長期トレンドを司っています。
そんなこともあって、今回の満月は、これからの世界を先取りするような出来事が起こるのかもしれません。過去と未来が絡まり合って、混じり合って、越境しあって次なるステップ、ステージが見えてくるような、そんなこともあるかもしれません。とてもドラマティックで印象的な、それでいて概ね幸福感のある満月なのではないかと思います。
それではみなさま、素敵な満月を。
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