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アーティストステートメントの書き方④


ここ最近お陰様で
いくつかアーティストステートメントのチェックをお願いされることが増えました。

これまでの書き方記事はこちら


僕の経歴的にも、誰かのステートメントを添削できるほどではないと思うんですが、
あまり細かな主張はせずに、客観的に見てベースラインの正誤判定や、交通整理をさせてもらっているような感じです。
こういう作家を見たら良いんじゃないかとか
こここう直した方がいいとか
日本語が変だなーとか。

代筆とかは出来ないしやる気はないので、コンサルよりはアドバイスみたいな感じですね。

その中でやっぱり間違ってる部分が似通ってるので、少しまとめようかなと思います。



アーティストステートメントとは
おさらい

ステートメントは「作品の内容」を論述するものです。コンセプトの概要とも言えます。
作家がどういう研究を行なっているのか、という研究概要だと思って貰えばしっくりくるかもしれません。

構成的には
①研究の源流
問題提起とも言えます。問題提起をしなきゃいけないわけじゃないので、これが必要条件ではありません。
例えば社会的なことがテーマだったら、「今戦争で…」というような前置きの情報なんかを書きます。

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1,506字

ドイツを中心に活動を続けるContemporary Artist(現代美術家)の Masaki Ha…

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