作家として在るべき姿の話
これはコンテンポラリーじゃない美術家の人にも当てはまるのかどうかはまだ考慮してないけれど…
もしかしたら当てはまらないかも知れません。
コンテンポラリーをやってる僕がどう思うのかという意見になるのかな、と思って読んでみてください。
ギャラリーが作家を
プッシュする事について
ギャラリーは作品を売る作業を、アーティストの代わりに請け負うよっていうだけじゃなくて
いくつか役割を持っています。
その中の一つは、別記事でも話しているけれど、作家の作品の価値の担保です。
美術作品の価値判断は非常に難しいから、例えば美術館の学芸員さんとかは国家資格なわけで
そんな人が扱う美術というのは、所謂「お墨付き」を貰っている状況で、だから素晴らしいということが担保されているようなそんな状況。
ギャラリストは資格こそないけれど、つまりは良いギャラリーのギャラリストは名前を出す代わりに、その一部の担保性をあげているようなものであるべきですね。
砕けて言えば、
「あの作家は今まで知らなかったけど、あのギャラリーが契約したんだから凄いに違いない。」
が成り立つべきですね。
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