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インスタレーションと絵画作品の差

みなさんこんばんはMasaki(@masakihagino_art)です。
亀山トリエンナーレ2024に出展するのですが、インスタレーション作品を作ることの大変さというか、絵画作品制作との差を結構強く感じています。
あまり両方をやっている作家さんというのは多くないのかなとも思うので、感じていることを備忘録的にシェア。

絵画の方が楽だ。というのがまず率直な意見。もちろん誤解を生む表現だとは思うのだけれど。
やはり10年以上絵画中心に作品を作ってきたので、それはもちろん楽だよねという話。
研究のベクトルも、制作の手順も、技法も全て過去にやってきたことなので、これは0から1の作業というより、1をどれだけ深化させていけるか、発展させていけるのかという話。
もちろん内容はコンテンポラリーとして新しいものをと思っているけれど、細かな話をすると、「絵画として」という枕詞がつく。四角形で平面の支持体に、1000年くらい歴史があるような顔料を載せていく。という行為を行なっているので、だいぶとショートカットをしている。

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ドイツを中心に活動を続けるContemporary Artist(現代美術家)の Masaki Ha…

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