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売れる作品か売れない作品か
現代美術家のMasakiです!
この前TwitterXでも話をしてたことをもうちょっと考えてみようと思います。
「良い作品は売れる事は多い」これは当然とも言えるけれど、
— 𝘔𝘢𝘴𝘢𝘬𝘪 𝘏𝘢𝘨𝘪𝘯𝘰 / 萩野真輝 🇩🇪🇯🇵 (@masakihaginoart) February 25, 2024
「売れる作品は良い作品」という逆は必ずしも成り立たない。
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「良い作品かどうか」という話と
「売れる作品かどうか」という話は少し別。
何が良い作品かということは少し別の議論なので、今回はしないで進めるので、皆さんが思っている「良い作品」とか、優れていると評価されているとかぼんやりした概念の話だと思ってください。
資本主義上だから、良い作品は売れるだろうし、売れる作品はつまり高くなる。なので「良い作品は高い」というのはあながち間違ってない。
でもこの逆の、「高い作品だから良い作品」というのは必ずしも当てはまらない。極端に言えばどんなに良くない作品でもお金持ちの知り合いに高額で作品を買って貰えば「高額な作品」は出来上がることになるからだ。
このような話はよく聞く話なんだけれど、大切なことが抜けている。「一体何人の人が見た」結果値段が上がっているのか、売れてないのかというような、認知の話が抜けている。
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