119 なんのために共感しますか?
共感こそが正義!
NVC門徒である私にとって、共感なくしてNVC無しなわけです。
NVCをやるなら、共感できなければならないのです。
観察し、感情を感じ、必要性を握りしめ、相手にリクエストするのですよ!!!!
そんな私は、共感するって何だろう?と考えることはあまり経験がありませんでした。
先日、NVCオタクの集まりで雑談したのですが・・・
のどが渇いて死にそうな人に共感しても意味がないよね~
お腹が空いて、苦しんでる人に「お腹が空いてるんですね」と言っても意味がないよね~
NVC門徒は、共感で全部の面倒を見ようとするけど、どうなんだろう?ということを話しました。
ちなみに私は、「NVCは共感が目的でない!!、自然な分かち合いが可能なつながりを目指してるから、私なら水もご飯も全力で持っていく!」とバッサリ切りこんでいったのですが・・・・
そんなこんなで、「共感」の位置づけを悩んでいたのです。
そんな中、正月の福岡ワークショップのフォローアップ講座を開催し、その中で、献さんの言葉にしびれました。
「例えば私が誰かに共感しようと思う時には ね 一番大事なのが
相手が分かってもらえたって思ってもらえることなんだよね。
あなたにとってこういうことですかって、いうのをいろんな言い方で相手に伝え返して、違ってれば 訂正するし 合ってると相手はそうなんだよそしてねって言って、その人のより深いお話に入って いってくれるんだけれども。
自分が共感する立場にいる時には、思いつく限り相手が言わんとしてることのエッセンスを掴もうっていうのが私の意図なのね。」
ううむ。
昔、広島で行われた奇跡のワークショップでロクシーは
「共感は相手についていくこと。癒しはリードすること。」という私の生涯にすごいインパクトを生んだ言葉を伝えてくれました。
で、結局、私に帰ってくるのです。
私は、何のために、共感しているのか?
めっちゃエゴなんですが、私が生きていていいと思いたいから、あなたが生きていることを全力で肯定します。
だし
共感のある世界で私は生きていきたい。
なんですよ。
ということで、あなたがいてくれることを実感して、感謝したいから、共感しているのです。
おあとがよろしいようで。