095 頼れない
人には簡単に「ほかの人を頼っていいんですよ」と言うのに、私は、人を頼るというのが本当に苦手なのです。
以前、似た内容を書いたことがあります。
なぜ、頼れないんだろう?と思うとき、いくつかのことが思い浮かびます。
一つは、社会通念やこれまでの経験。
私が日々経験することのなかで、「取引」でない形で、だれかに「お願い」をすることは、あまりありません。
親子、夫婦、家族といった特別な関係性の中でだけ、「お願い」が扱われます。
そうでない場合、対価を払って私の「お願い」を代行してもらうのです。
多くの場合は「お金」を支払います。
対価なしに「お願い」をすることは、なんだか、自分がみじめだったり、ちゃんとした大人ではないように感じます。
さらに、「人に迷惑をかけてはならない」という、思い込みもあります。
もう一つは、自己評価の低さ。
「あなた様の貴重な時間や労力を、わたしごときのために、割いていただく訳にはいきません。」
というのがあります。
そんな中、初夏頃を目標に、次のイベントに動き始めました。
このプロセス自体が、私にとっての練習になります。
むしろ、本物の実践かもしれません。
私が、あなたにお願いをするとき、私は本当に、あなたとのつながりの質を大切にできているだろうか。
自然な分かち合いのエネルギーから、あなたにお願いができているだろうか?
喜びから、お願いができているだろうか?
そもそも、どれだけお願いできているだろうか?
イベントを、喜びのエネルギーから生み出すことができてるだろうか?
お金のこと、参加者のこと、たくさんの恐怖がある中で、
私は、心から作りたい世界を創造するエネルギーを抱きしめているだろうか・・・・
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