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107 親子という難しさ(試し書き その1)

このテーマを書こうとすると、ぐっと肩に力が入るのと、いろんな人の顔が思い浮かんで、立ちすくみます。

言い訳のように、先に言うと、私の父と母はすでに故人です。
母は15年前、父は7年前に他界しています。
そして、愛情深く育ててもらったなということと、父も母も人間だったなぁ・・・と私から父母への愛情も大きくあり、葛藤はほとんど残っていません。

NVCに限らず、IFS、コーチング、成人発達理論など、自分の内面を扱うとき、多くの場合、父親や母親との間の葛藤が、大きなテーマとして現れます。

すごく難しいのは、
■世間一般でよくある事象
■それぞれの親子関係限りの特別性
というのが絡み合うのです。

過去の人生の中で、4年間ほど、児童養護施設の子どもに関するボランティアに深く関与していました。

■世間一般でよくある事象・・で言えば、監護者である親こそが、社会の支援が必要である状態でした。
・・・例えば精神疾患であったり、発達障害であったり、経済的困窮であったり・・・

■それぞれの親子関係限りの特別性で言えば
どれほど裕福であったり、幸せそうであるように見えたとしても、子どもが親から受けた傷や痛みは、大きく影響することがあります。

親子関係を扱おうとするとき、それは、たいていの場合とても繊細な内容ですので、
■社会構造に対する理解
■個人の内面を見ることをサポートする専門性が大事になると思うのです。

私は今のところ、「共感で話し手に付いていく」ことを選択していて、「癒しをリードする」ことを避けています。

うーん、書こうと思ったけど、やっぱり難しい。
今夜はここまでで、また後日、もう少し整理が進んだら続けてみます。

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