気温でなく季節を気にした服を着る必要はあるか?

春物なんか買いました?
今年の春はどんな上着着る?

こういうことをよく聞かれるのだが、どうも苦手である。
悪いことを言われてるわけでもないのになぜかイラッとする。

そもそも今は2月、冬だ。
今からどうして春のことを考えているのだ。
春になったとき感じる着たいものと、冬の今考える2ヶ月先の着たいものは必ずしも一致しないだろう。
そのとき着たいものを着る、以外に答えようがない。

しかも春だから明るい色のシャツやコットンニットを〜みたいなアパレルの変な商習慣がちらつく。
あれもどうも好かない。

春だろうが夏だろうが寒ければ黒のダウンを着てもいいし、冬だろうが着たいなら全身パステルカラーでもいい。
それだけのことではないか。
気温を肌で感じて、好きなものを気候を乗り切れるように着たらいいではないか。

こういう思想はどちらかと言うと先鋭的らしく、多くの人にはなかなか受け入れられない。
よって食い違いからいざこざが起きたりもする。

なんか、一般常識で話しかけられると邪魔をされてるように感じてしまうのだ。
別にそんなわけではないはずなのだが。

その受け取り方は自分の思考の癖で、申し訳なく感じる部分もあるものの、間違ったことを言ってるとは一切思わない。

故岡本太郎氏の書籍を読んだところ、ちょっと似たところを感じる。
岡本太郎先生もこういうことがあったのだろう。

おれが岡本太郎になる未来もあったのかもしれない。
夢のある話だ。

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