おまけ
自分で言うのも変な話だが、ここまでの人生真面目に頑張ってきたと思う。
真面目にやり過ぎて、少し疲れてしまったし、もうひとつ良くないことは、「自分が真面目なんだから、周りも真面目にやってくれるはず」と受け取れるはずもない親切に期待する癖がついていることだ。
その結果、自分が思うように扱われず必要以上にガッカリしてしまう。ということがこのところ続いている。
「こんなに結果を出しているのに、自分はまだ蚊帳の外だ」
と無意味に怒っている。これはあんまり良くない状態だ。
小さい頃から、そういうところはあった。
幼稚園から、小学校〜高校生までずっと薄っすらとイライラしていたような気がする。自分が思うように扱ってもらえず、不当に馬鹿にされている気がしていた。
大学に入って、それは少しずつ解消されてきたような気がするが、大人になってからも、「ああ、結局自分っていいように使われるだけなんやな」「こんなに結果を出しても、何も要望が聞き入れられないんやな」とガッカリすることがあった。
もうこの悪いサイクルを何周も続けるには、自分の人生残り時間が少なすぎるような気がする。
おまけ
そう思うようにした。
もうこれからは無理せず、期待せず、やりたいことをやろう。
今までの自分を知ってくれている人からしたら、急に冷たくなったと思われてしまうかもしれないが、それもしばらくの間だろう。
元々そんな自分はいなかったのだ。頑張って保ってきた偶像をこれからも支え続けるには、体も心も余力がない。
一回終わった。これからはおまけだ。
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