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#6 コギカジ振り返り〜未経験で記事を書いた〜 『それでも一度きりの場所で』

昨日書き上げた時には、「結構記事っぽくなってる!」と思って盛り上がっていたのに、なんかおかしいな。
自分がコギかじのライターとして初めて書いた京都大学の記事。下書きを読み返して、違和感を感じていた。

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仕事の資料とかでもそうだけど、完成したその日は頭がオーバーヒートしている。何より「完成に近づいた」ということで脳みそが熱くなって、冷静に文章や流れそのものを読めていないのだなと思った。

改めて読み返すと、自分の書いた記事には、すっげー違和感がありました。

自分で感じた違和感は2つ
ひとつめは、
・一問一答で単調なやりとりになっている気がしたこと
例:〇〇のときどう感じていたんですか?
  その時は、〇〇でしたね。
みたいな会話が続いているような気がしたこと。

嘘は書いていない。書いてあることはみんな直接お話を伺った内容ばかり。でも機械的でなんか嘘っぽいなというのがひとつめの違和感。

そして、もうひとつ。こちらの方が自分の中で"すっげー違和感"でした。
聞いた話をそのまま並べているだけじゃん。と思ってしまった点です。
これだったら、話を聞かせてもらった自分が書いて伝えるんじゃなくて、その体験をした京都大学の皆さんの口から語った方がいいのではないか?

聞いた話をただ書いている自分よりも、優勝を経験した漕手本人だったり、コロナ禍でも工夫して部活を運営しているマネージャーの方から直接「自分の経験談」として話してもらった方がインパクトも強いし、説得力だったり、胸に迫るものがあるだろう。

一生懸命書いたけど、それでいいんか。
昨日はウキウキして、今日はへこんで、ひとりで忙しく一喜一憂していた。

話を聞いたことを取捨選択して、順番を入れ替えて読みやすくした。
でも、「これだけでほんまにいいんやっけ?」という気がした。

初めて書けたからそれだけでもよしとしようじゃないか。そう思う自分もいたけれど、少し時間をもらって書き直そうという思いが強くなった。

ただの小説好きの素人だけれど、「自分の書いたこれを、自分は読みたいと思うか?」みたいな質問を自分にしてみたりしていた。

そして残念ながらというか、当然ながらというか、ただ教えてもらった話を羅列しただけの文章に、自分自身でも魅力を感じないのは明白だった。
大好きな小説をぎっしり詰め込んだ本棚を見て、肩をもう一段落とした。

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京都大学の方々にお話を伺った記事はこちら↓
『それでも一度きりの場所で』

僕がお世話になっているOBHはこちら(コギカジのメンバーにもなれます)↓
https://community.camp-fire.jp/projects/view/337446

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