嫌なスパイラル
不安を煽るとモノが売れるという構造。
世の中のほんの一部に過ぎないだろうけど、嫌だなーと感じる。
騒げば騒ぐほど、大袈裟に言えば大袈裟に言うほど得をする人が声を上げている。そんな風に見えることがある。
あたかも自分は全部知ってるみたいな人。
行動せずコツコツやっている人が馬鹿だと、いろんな言い方で言う。その責任も、憲章も何もかもから逃れているのは、そう言う無責任な振る舞いがコンテンツを面白くするからだろう。彼らの出どころは確保される。メディアが重宝するから。
自己防衛のために、そういう人が喋っていることを
「お金くださーい」に一旦変えることにしている。
世の中の自然に目に触れるもののほとんどが経済活動と無縁ではないので、「お金くださーい」に置き換えられる。そうすると、最初は大きな声や演出やBGMとかで混乱させられた頭が一旦落ち着く。なーんだ、お金が欲しいから騒いでるだけじゃないかと。気持ちが冷却されていく。
でもそれを差し引いても、自分にとって引っかかる物だけ手に取るようにしよう。
なぜこんなことを思ったかというと、本をたくさん売ったから。そしてその半分くらいを読んでいない。
400冊の本を手放した。
そのほとんどがその時の一過性の気分で購入したものだ。記事からAmazonに飛んでいって買った。
記事の内容から不安を煽られたり、必須だという印象を受けたものだ。深呼吸すれば今の自分に必要ないものと分かるだろうに。本当に自分は愚かだ、、、。
不安を煽ればものが売れる。
自分が嫌いなその嫌なスパイラルを生み出しているのは自分だ。まんまと買っちゃう自分がいるからその構造は維持されている。
もう少しどっしり構えようではないか。
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