「元気ないじゃん」という声かけの罠(元気なフリ強制ルール)
会社では自分の感情を隠すために普段はトーン上げて話をしている。
でもなかなか心の調子があがらず限界がきた時に、普段上げているトーンを通常に戻す。
そうすると、「どうしたの?元気ないじゃん」
と声かけが入る。
一見、優しさからくるなんでもないやりとりに見えるが、そこには「明るく振る舞ってよ」という要求のニュアンスもないだろうか。
「元気ないじゃん」と言及されてしまうと、その後元気ない状態を維持しては申し訳ないなと感じるようになって、また無理して明るく振る舞おうとしてしまう。
だって「元気ないじゃん」という声には、元気ない声には「違和感あるよ」という指摘とか、「いつも通りになってね」という指令が含まれていると思う。声のトーンを調整する。心がちょっとしんどくなる。
でもそうやって無理にでもトーンアップできる時はまだ良いのだ。問題はそのまま「元気ないじゃん」と言われても、トーンが上げられない時である。
「いや、大丈夫ですよ」と声ではいうけど、声色は台詞に釣り合っておらず、全然大丈夫じゃないの丸出しなのである。人によっては失礼な話し方と捉えて腹を立てるかもしれないな。
今日がちょうどそれだった。
ああ、良くないトーンだったなと反省するのであった。
そもそも元々の基準になるトーンの設定が無理があったのだ。
それにしても他人の心配までプレッシャーに感じるのって相当やばいでしょうか、、。
切り替えていこうと思います。