誰かを頼れないと誰かから頼ってもらえない
ひとりでインフルエンザ療養中にふと思った。
一人暮らしで実家からも離れているので、誰にも看病を頼れない。
毎日近くのスーパーに食欲が許すものを買いに行く。
出来れば何日ぶんも買いたいけど、ミネラルウォーターが重くて無理なので毎日行っている。
そうやって誰にも頼らず生きていけることは、一見自立していて良いじゃないか頑張っているじゃないかと思うのだが、そうじゃなくて本来の自分は早く元気になって何かを楽しんだり、気になる人や遠くにいる友人に会ったり、時には仕事に邁進してみたりとそういうことをきっとするべきなのだ。
そのために辛い時には誰かに遠慮なく頼ることができた方が良いはずなのだが、それがこの年になっても出来ないままである。
そうすると今度逆に気がついたのが、誰かの看病をしたことってほとんどないなと思った。
風邪引いてる人と暮らすなんてことしたことないし、どんな気遣いが必要でとかそういうことも知らない。
なんかそれって急にすっごく不安なことだ、心細いことだと思ってきた。
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